角膜ヘルペスの症状
角膜ヘルペスは、涙が出る、まぶしく感じる、眼球に痛みを感じるなど症状が現れ、充血したり異物感を感じる場合もあります。
角膜の表面をみると、枝を広げた樹木のような形が現れて混濁している状態となっています。
角膜ヘルペスの原因
角膜ヘルペスとは、角膜の表面が単純ヘルペスウイルスや帯状ヘルペスウイルスに感染したことによって発症するものです。
体の抵抗力が弱くなっているときに感染しやすい眼病となっています。
帯状ヘルペスが原因とされる場合には、目の周囲の皮膚にブツブツとしたものがみられる場合があります。
角膜ヘルペスの治療法
抗ウイルス薬が使用されます。
近年では副作用の少ない軟膏も使用されるようになりましたが、角膜ヘルペスは再発しやすい眼病でもあるため根気強い治療が必要になります。
治療が不完全の場合、角膜内部にウイルスが侵入して全体的に混濁してきます。
特に、以前に角膜ヘルペスに感染して発症したことがある人は注意が必要です。