子宮肉腫
症状:子宮肉腫(しきゅうにくしゅ)は発症初期ではあまり症状は現れません。
病気が進行すると生理時以外の出血(不正出血)、下腹部の違和感、腹痛、腹部膨満感などの症状が現れます。
外陰がん
症状:外陰がん(がんいんがん)では、月経時以外の出血、おりもの、外陰の痛み、かゆみ、外陰部分の皮膚荒れなどが挙げられます。
絨毛膜羊膜炎
症状:症状が現れないものから、発熱、下腹部痛、悪臭のあるおりものが出るなど様々です。検査によりわかる病気です。
子宮内膜炎
症状:悪寒を伴う下腹部の不快感、下腹部痛、微熱などの症状が多く見られますが、不正出血や子宮の違和感、おりものの増加などの症状も挙げられます。
膣トリコモナス症
症状:急に悪臭のあるおりものが増え、外陰部に強いかゆみを伴います。
萎縮性膣炎
症状:外陰部がただれる、おりものが黄色っぽくなる、血が混じる、悪臭を伴うなどの症状が現れることがあります。
非特異性膣炎
症状:悪臭を伴った黄色のおりものが出る、下腹部に痛みを伴うなどの症状が現れることがあります。
淋病
症状:女性の場合、おりものの量が増えて、外陰部にかゆみを伴います。
男性の場合、尿道口が赤くただれて、排尿時に激しい痛みを伴います。
膣カンジダ
症状:外陰部が痛みを伴って赤く腫れます。
また、チーズや酒かすのような白いおりものが混じるようになります。
子宮頸がん
症状:月経時以外の出血、おりものなどを伴った症状が現れます。
症状が進行すると下腹部に痛みを伴います。
子宮付属器炎
症状:下腹部に不快感や痛みを感じるなどの症状が現れ、発熱やおりものの量が増えるなどの症状が現れる場合もあります。
卵巣嚢腫
症状:卵巣腫瘍は初期の段階では症状は出ませんが、嚢腫が大きくなるにしたがって、腹部膨満感、腹痛などの症状が現れ始めます。進行すると激しい腹痛や嘔吐、残尿感、頻尿などが生じることもあります。
骨盤腹膜炎
症状:吐き気、下腹部痛などとされています。また、悪寒を伴う39度以上の発熱も特徴的です。慢性期になると、骨盤内の臓器が癒着し、腹部の膨満感や下痢、便秘などの症状も見られるようになります。
尿道炎
症状:排尿時に痛みや尿道が熱いと感じるような症状が現れます。女性が尿道炎になった場合は、黄色~白いおりものが出ます。