カルチノイド症候群
症状:顔面の紅潮や、下痢、むくみ、喘息のような発作が生じます。
成人型呼吸促迫症候群
症状:突発的な呼吸困難や皮膚が紫色になる、呼吸にゼーゼーという音が混じるなどの症状が現れます。
大きな怪我をした後や水に溺れた後、ガス中毒の後などに発症するものです。
急性呼吸不全
症状:突発的な呼吸困難、チアノーゼ(皮膚が紫色になる)、ふるえ、冷や汗、頻脈、血圧の上昇または低下、意識障害などの症状が現れます。
慢性呼吸不全
症状:咳、痰、喀血、呼吸困難などの慢性的な症状が現れます。
むくみ、意識障害などを伴うこともあります。
仮性クループ
症状:犬の遠吠えのような咳(犬吠様咳嗽)が出る、呼吸にヒューヒューという音が混じる(喘鳴)、乾いた咳が出るのが特徴です。
気管支喘息
症状:咳、ぜーぜーまたはヒューヒューという音が呼吸に伴う、などの発作性の症状が現れます。
特に夜間から早朝にかけて現れやすくなっています。
小児喘息
症状:激しい咳が出る、呼吸時にぜーぜーという音が出る、などの症状が現れ、呼吸は吐くことが困難になります。
症状が進行すると、横になるのが辛くなります。
気管支拡張症
症状:咳や痰が出るなどの症状を伴います。
痰は黄色または緑がかったものが起床時に特に多くなり、血痰や喀血がみられる場合もあります。
肺水腫
症状:突発的な息切れ、咳、胸痛、呼吸回数の増加などの症状が現れます。痰はピンク色で泡状のものが出ます。
肺動脈血栓塞栓症
症状:突発的な息切れ、頻脈、胸痛などを伴った症状が現れ、指先や唇が青紫色になるチアノーゼなどの症状も表れる場合もあります。
肺がん
症状:咳や血が混じった痰を伴い、体重減少、声がれ、首のむくみ、などの症状が現れる場合もあります。
心筋炎
症状:発熱や筋肉痛などのかぜに似た症状が現れ、動いたときの息切れや動悸、むくみが現れるなど重症化する場合もあります。
アナフィラキシーショック
症状:口や手足のしびれ、じんましん、めまい、顔面蒼白、呼吸困難などの強い症状が現れ、重症化すると意識を失う場合もあります。
肺炎(はいえん)
症状:発熱、咳、痰、呼吸困難、全身倦怠感、胸痛、食欲不振などが挙げられます。
急性気管支炎
症状:激しい咳や痰が特徴で、咳による胸痛などの症状もあります。
心不全
症状:息苦しさや、動いているときの息切れ、むくみ等の症状が現れます。また、悪化すると就寝後まもなく呼吸困難に陥る場合があります。
肺気腫
症状:強い息切れや動悸、浮腫(むくみ)の症状が現れます。悪化した場合は呼吸困難などを引き起こすようになります。
慢性閉塞性肺疾患
症状:強い息切れや咳、痰などが症状とされます。進行すると息切れが重症化したり、慢性呼吸器不全による心不全や重度の肺炎などを引き起こすこともあります。