アルカローシス
症状:耳鳴り、意識障害などが現れる場合もありますが、自覚症状が全く現れない場合もあります。
症状が重度の場合では、筋肉の痙攣や収縮が長時間持続します。
低リン酸血症性くる病
症状:骨の痛み、足の湾曲など骨の変形などの症状が現れますが、自覚症状が現れない場合もあります。
乳児の場合、早い段階で頭蓋骨が閉塞してしまうことから、痙攣(けいれん)が生じることがあります。
尿細管性アシドーシス
症状:1型、2型、4型に大別されており、それぞれで現れる症状は異なります。
混合性結合組織疾患
症状:現れる症状は人それぞれですが、寒冷刺激や精神的な緊張によって手指が蒼白くなる「レイノー現象」、指や手背の腫れ、発熱、顔面紅斑、多発関節炎、手や手指の皮膚硬化などが現れます。
変形性関節症
症状:長距離の歩行時に痛みを感じるようになり、階段の昇り降り、起立時、着座時など次第に日常生活の中でも痛みを感じ、歩行も困難になります。
痛みは安静にすると軽快します。
感染性関節炎
症状:感染した関節に突発的な腫れ、熱感、こわばりが生じます。
また、発熱や悪寒などの症状が現れることもあります。
多指症
症状:多指症(たししょう)では、通常は5本である指または趾に、過剰な指(趾)が形成されます。
胎児の段階で超音波検査によって判明することもありますが、出生後ではすぐに判断ができます。
骨腫瘍
症状:骨腫瘍(こつしゅよう)では、自覚症状が現れないこともありますが、主症状としては骨の痛みが挙げられます。
腫瘍の状態や進行度によって異なりますが、運動時の痛み、安静時の痛み、わずかな負荷による骨折などが生じる場合もあります。
骨端線損傷
症状:骨端線が損傷を受けるものです。
ライム病
症状:森林や野山で虫に刺されて数日から1ヶ月程度で、傷口から赤い発疹が広がり、リンパ節が腫れ、発熱、頭痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状が現れる疾患です。
伝染性紅斑
症状:両方の頬に境界がはっきりした赤い発疹ができ、りんごのように真っ赤にになり、続いて手足に網目状の発疹が広がります。
風疹
症状:発熱、赤く細かい発疹が出るなどの症状が現れます。
ラッサ熱
症状:発熱、倦怠感が現れ、次第に高熱、関節痛、筋肉痛、頭痛、咽頭痛、咳、胸痛、嘔吐、下痢、腹痛などの症状が現れるようになります。
鳥インフルエンザ
症状:突然の高熱、咳、全身倦怠感、筋肉痛などの症状を伴います。
炭疽
症状:感染した部位によって症状が異なります。
エボラ出血熱
症状:突発的な高熱、結膜炎、咽頭痛、筋肉痛、頭痛、下痢などの重度のインフルエンザによく似た症状が現れるもので、胸痛、腹痛、吐血、下血などの出血症状が現れることもあります。
MRSA感染症
症状:感染した部位によって症状の現れ方が異なります。
ウエストナイル熱
症状:突発的な発熱、頭痛、筋肉痛、筋力低下、食欲不振などの症状が現れます。
混合性結合組織病
症状:手指が冷たく青白くなる、手が腫れぼったくなる、関節痛、発熱、顔の紅斑、皮膚の硬化上腕や大腿の筋力低下などの症状が現れます。
全身性エリテマトーデス
症状:熱、全身倦怠感などの症状を伴い、関節炎や日光過敏症、脱毛などの症状もみられます。
マイコプラズマ肺炎
症状:乾いた激しい咳が出る、のどが痛むなどの症状が長期間続き、発熱、関節痛、目の充血などの症状が現れる場合もあります。
多発性筋炎
症状:筋力の低下、関節痛などの症状が現れます。これらの症状は日常生活に支障をきたすほどになり、顔や手に薄紅色の発疹ができて皮がむけるなどの症状が現れる場合もあります。
大腿骨頸部骨折
症状:転倒などの衝撃によって、股関節周辺に激しい痛みを伴い、動かすことが困難になります。
疲労骨折
症状:足の一点に痛みが生じ、腫れを伴います。
掌蹠膿疱症
症状:手のひらや足の裏に膿を伴った発疹が現れます。
胸の周囲に強い痛みを感じる場合もあります。
痛風
症状:足の親指の付け根が赤く腫れ上がり、刺すような痛みを感じる関節炎から始まります。
発症して1日から2日は歩くことが困難なほど強い痛みを伴います。
上腕骨外顆骨折
症状:肘の外側部に痛みや腫れを伴います。多くは肘を伸ばした状態のまま、外から強い衝撃が加わった後に生じます。
上腕骨顆上骨折
症状:転倒や転落などによって肘に強い衝撃が加わった後、肘に腫れや激しい痛み、皮下出血を伴うものです。
舟状骨骨折
症状:手を開いたままの状態で、外部から強い衝撃が加わることによって生じるもので、手首、親指の付け根の外側などに痛みが起こるものです。
鎖骨骨折
症状:手を動かしたりすると痛みが起こり、鎖骨周辺を押すと激しい痛みを伴います。
橈骨下端骨折
症状:手に大きな衝撃が加わることによって手首が折れた際に、激しい痛みを伴うものです。
脊椎圧迫骨折
症状:背中を強く打った後などに背中または腰に強い痛みが生じるものです。
オウム病
症状:突発的な発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感などの症状が現れ、腹痛や嘔吐を伴う場合もあります。
オウム、インコ等から感染するものです。
クラミジア肺炎
症状:咳、呼吸困難、喘鳴、頭痛、筋肉痛などの症状が現れます。
肋骨骨折
症状:胸を強く打った後に痛みを感じ、呼吸や咳払いなどがつらくなるほどの痛みを伴います。
骨粗鬆症
症状:背中や腰に痛みを伴い、背中が徐々に曲がって背が低くなります。
また、骨折しやすくなります。
骨軟化症
症状:子どもの場合X脚やO脚、肋骨や脊髄の変形などの症状が現れます。(くる病)
成人の場合は関節痛や歩行障害などの症状が現れます。(骨軟化症)
ウェゲナー肉芽腫症
症状:咳、鼻汁、発熱、関節痛、倦怠感、のどの痛み、血痰、血尿、むくみなどの様々な症状が現れますが、稀少な病気です。
顎骨骨折
症状:あごに大きな衝撃を受けた後に、その部分が腫れてかみ合わせがうまくいかなくなったり、動かしにくくなったりする状態をいいます。
アナフィラクトイド紫斑病
症状:関節痛、腹痛などの症状を引き起こし、腎炎を併発する場合もあります。
心筋炎
症状:発熱や筋肉痛などのかぜに似た症状が現れ、動いたときの息切れや動悸、むくみが現れるなど重症化する場合もあります。
感覚異常性大腿神経痛
症状:大腿部の外側、膝関節、下肢、おしり部分へと痛みが広がっていきます。
副甲状腺機能亢進症
症状:骨折しやすくなります。尿の量が増加したり、のどが乾きやすくなるなどによって通常より水分を多く摂取するようになりますが、血中カルシウム濃度があまり増えない場合などは症状がでにくい(出ない)ケースもあります。
ウイルス性髄膜炎
症状:症状としては、発熱、頭痛、嘔吐、下痢などの症状が現れます。また、ウイルス性髄膜炎の特徴的な症状として、首を前に曲げにくいという頂部硬直症状が起こります。
急性気管支炎
症状:激しい咳や痰が特徴で、咳による胸痛などの症状もあります。
インフルエンザ
症状:38度以上の高熱、頭痛、悪寒、関節痛、倦怠感などの症状が2~3週間続き、その後鼻汁やのどの痛みなどの症状が現れます。
破傷風
症状:首や肩などの張り、嚥下障害(飲み込みにくくなる)、しゃべりにくくなる、体中の筋肉痛などが挙げられます。場合によっては痙攣や呼吸困難などを引き起こし重症化した場合は死亡することもあります。
風邪
症状:風邪の症状としては鼻水や、咳、のどや頭に痛みを伴う、発熱などが一般的で、このほかにも全身倦怠感、筋肉痛や関節痛、吐き気や嘔吐、下痢などを引き起こすこともあります。
急性白血病
症状:動悸や倦怠感などの症状がみられる他に、出血しやすくなり、感染症にもかかりやすくなります。
結節性多発動脈炎
症状:症を起こしている部位により症状は異なりますが、食欲減退、関節痛、体重の減少、倦怠感などがあります。十度の場合には腎機能障害や視力障害などを引き起こす場合があります。
多発性骨髄腫
症状:免疫力が低下します。また、がん化した形質細胞は骨髄内で周りの骨を破壊しながら増殖するため、背中や腰に痛みがあったり、わずかな力を加えただけで骨折してしまうなどの症状が現れます。このほか、原因不明の発熱や、造血機能に生じた障害によって倦怠感や動悸などの貧血症状や出血が起きやすくなるなどの症状がみられるようになります。
シェーグレン症候群
症状:初期段階では、軽度のドライアイ(目の乾燥)やドライマウス(口の渇き)などが挙げられます。進行すると、全身の分泌腺がおかされることで、内蔵機能障害や嚥下障害(えんげしょうがい)などの症状が現れることがあります。
関節リウマチ
症状:初期段階では朝起きたときの手足などの「こわばり」が主な症状といわれます。特に朝起きてから手を握るのがつらい症状が続きますが、通常1時間~2時間程度で症状は和らいでいきます。その後症状の進行により関節の痛みといった症状が現れます。
結節性多発動脈炎
症状:症状は食欲不振や発熱、関節痛、倦怠感、尿蛋白などが比較的初期に現れ、症状が進行した場合は視力障害や脳梗塞、腎機能障害などを引き起こす場合もあります。
自己免疫性肝炎
症状:約4割の人に症状が無く、全身倦怠感や黄疸が見られることがあります。中年の女性に多い病気です。
B型肝炎
症状:B型肝炎は、感染後1~6ヶ月で発症します。症状としては、風邪と似た症状が現れますが、人によっては無症状のまま過ごす場合もあります。