安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

B型肝炎の症状

B型肝炎についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

B型肝炎(B型ウイルス肝炎)は、B型肝炎ウイルス(HBV)に感染することにより発症するウイルス性の肝炎です。ウイルス感染後1ヶ月~6ヶ月であられます。

症状はA型肝炎と同様に風邪と似た症状(食欲不振や全身の倦怠感、関節痛など)を引き起こします。場合によっては無症状のこともあります。なお、免疫力がある成人が感染した場合は一過性となることが多く、その後は免疫もできますので再感染はありません(急性B型肝炎)。
ただし、母子感染におる持続性感染(慢性B型肝炎)の場合、感染者の10~30%の患者が10歳代~30歳で肝炎となり、慢性肝炎へと移行します。

 

B型肝炎の原因

急性B型肝炎
基本的にB型肝炎ウイルスに感染している人との性交による感染が原因となります。感染者の90%以上は症状も軽微であり、慢性化しません。

慢性B型肝炎
母子感染が基本です。ただし、B型肝炎患者が出産した子供全員が感染するわけではなく、近年では予防措置もとられています。感染した場合はB型肝炎ウイルスのキャリア(保菌者)となります。実際に肝炎を発症するのはその10~30%程度であるといわれています。
発症した場合は肝硬変や肝臓がんを引き起こします。


B型肝炎は、血液や体液を介して感染します。昔であれば、輸血や注射針などの医療器具が感染経路となることもありましたが、現在は厳重なチェックがなされているため医療機関での感染はほとんどみられません。母子感染も予防法が確立してからは減少しており、増えてきている感染経路としては、不特定多数の人との性交渉で感染してしまうケースが挙げられます。

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B型肝炎の治療法

B型肝炎の急性型の場合は、安静を保ちます。通常であれば1~2ヶ月で自然治癒します。慢性B型肝炎の場合はインターフェロンという薬などが投与されます。

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B型肝炎に関するQ&A

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