骨腫瘍
症状:骨腫瘍(こつしゅよう)では、自覚症状が現れないこともありますが、主症状としては骨の痛みが挙げられます。
腫瘍の状態や進行度によって異なりますが、運動時の痛み、安静時の痛み、わずかな負荷による骨折などが生じる場合もあります。
骨端線損傷
症状:骨端線が損傷を受けるものです。
大腿骨頸部骨折
症状:転倒などの衝撃によって、股関節周辺に激しい痛みを伴い、動かすことが困難になります。
疲労骨折
症状:足の一点に痛みが生じ、腫れを伴います。
上腕骨外顆骨折
症状:肘の外側部に痛みや腫れを伴います。多くは肘を伸ばした状態のまま、外から強い衝撃が加わった後に生じます。
上腕骨顆上骨折
症状:転倒や転落などによって肘に強い衝撃が加わった後、肘に腫れや激しい痛み、皮下出血を伴うものです。
舟状骨骨折
症状:手を開いたままの状態で、外部から強い衝撃が加わることによって生じるもので、手首、親指の付け根の外側などに痛みが起こるものです。
鎖骨骨折
症状:手を動かしたりすると痛みが起こり、鎖骨周辺を押すと激しい痛みを伴います。
橈骨下端骨折
症状:手に大きな衝撃が加わることによって手首が折れた際に、激しい痛みを伴うものです。
脊椎圧迫骨折
症状:背中を強く打った後などに背中または腰に強い痛みが生じるものです。
肋骨骨折
症状:胸を強く打った後に痛みを感じ、呼吸や咳払いなどがつらくなるほどの痛みを伴います。
骨粗鬆症
症状:背中や腰に痛みを伴い、背中が徐々に曲がって背が低くなります。
また、骨折しやすくなります。
顎骨骨折
症状:あごに大きな衝撃を受けた後に、その部分が腫れてかみ合わせがうまくいかなくなったり、動かしにくくなったりする状態をいいます。
副甲状腺機能亢進症
症状:骨折しやすくなります。尿の量が増加したり、のどが乾きやすくなるなどによって通常より水分を多く摂取するようになりますが、血中カルシウム濃度があまり増えない場合などは症状がでにくい(出ない)ケースもあります。
多発性骨髄腫
症状:免疫力が低下します。また、がん化した形質細胞は骨髄内で周りの骨を破壊しながら増殖するため、背中や腰に痛みがあったり、わずかな力を加えただけで骨折してしまうなどの症状が現れます。このほか、原因不明の発熱や、造血機能に生じた障害によって倦怠感や動悸などの貧血症状や出血が起きやすくなるなどの症状がみられるようになります。