安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

副甲状腺機能亢進症の症状

副甲状腺機能亢進症についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

副甲状腺機能亢進症(ふくこうじょうせんきのうこうしんしょう)とは、副甲状腺とよばれる、甲状腺の裏側の4ヶ所に点在している小豆程度の大きさの臓器が体内のカルシウム代謝を調整する副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌量が過剰となることを言います。
副甲状腺機能亢進症になったからといってただちにはっきりとした症状が現れるわけではありません。しかし、過剰分泌されたホルモンにより骨として蓄えられているカルシウムが血液中に溶け出すことにより高カルシウム血症となります。結果、骨粗しょう症、腎臓結石などが生じることもあります。
このほかにも尿量の増加や喉の渇きといった症状がでることがありますが、症状が出にくい人もいます。

多くの場合は、カルシウム濃度が急激に増加することはないため、症状のおきかたは軽度、またはまったく感じない人もいますが、まれに急速に血中カルシウム濃度の急増により意識障害や生命に関わるよな重篤な症状となることもあります。

 

副甲状腺機能亢進症の原因

副甲状腺機能亢進症の大半は、副甲状腺にできた腫瘍が原因となります。腎機能低下によって低カルシウム血症が引き起こされ、副甲状腺が刺激されて機能亢進となる場合もあります。
癌が原因の場合は、副甲状腺が大きく腫大し、高カルシウム血症も重度であることが多く、予後は不良とされます。

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副甲状腺機能亢進症の治療法

腫瘍が原因の場合は摘出手術を行います。副甲状腺は4つ点在するため、1つを切除しても支障がありません。4つの副甲状腺に腫れがある場合は、腫れの最も小さい1つを残して3つを切除します。(すべて取り除くと副甲状腺機能低下症となるため。)

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副甲状腺機能亢進症に関するQ&A

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