安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

大腿骨頸部骨折の症状

大腿骨頸部骨折についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

大腿骨頸部骨折(だいたいこつけいぶこっせつ)は、転倒などの衝撃によって股関節周辺に激しい痛みと腫れを伴います。
骨折した足はまっすぐ伸びたまま動かすことができず、足先は外側を向きます。
両足を並べて比較すると骨折した側の足は短く見えます。
しかし、骨折の種類によっては痛みを伴わずに歩行できる場合もあります。

 

大腿骨頸部骨折の原因

大腿骨頸部骨折とは、太ももの骨である大腿骨(だいたいこつ)が足の付け根の近くで骨折したものをいいます。
何の原因もなく骨折することもありますが、骨粗鬆症の高齢者が転倒した際に起こることが多いものです。
骨折部とずれの大きさによって痛みの程度は異なります。
高齢の女性に多くみられる骨折です。

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大腿骨頸部骨折の治療法

早急に手術を行う必要があります。
関節包の内側で折れた内側骨折と、関節包の外側で折れた外側骨折に大別され、外側骨折の場合は年齢に関係なく大腿骨を温存する手術が行われます。
高齢者の内側骨折の場合にはチタンなどの人工骨頭に置き換え、寝たきりになるのを防ぐために早い段階でリハビリテーションが開始されます。
また、若い人や手術が不可能な人の場合は足に負担をかけずに安静に努める保存療法が選択される場合もあります。

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大腿骨頸部骨折に関するQ&A

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