安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

破傷風の症状

破傷風についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

破傷風(はしょうふう)とは、主に土壌中にいる細菌の一つである「破傷風菌」が傷口から入ることにより、その菌が出す毒素により全身の筋肉が麻痺してしまう病気です。個人差がありますが、怪我から3日~2週間程度の潜伏期間を経て発症します。

破傷風による症状は首や肩などの張り、嚥下障害(飲み込みにくくなる)、しゃべりにくくなる、体中の筋肉痛などが挙げられます。場合によっては痙攣や呼吸困難などを引き起こし重症化した場合は死亡することもあります。
なお、症状の進行速度が速いほど重篤であるとされています。

 

破傷風の原因

破傷風破傷風は、土の中に潜んでいる破傷風菌が傷口から入り、体内で毒素を作りだして筋肉に硬直を引き起こします。なお、破傷風菌は人だけでなく動物も感染します。そのため、動物から咬まれた場合などに感染することもあります。

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破傷風の治療法

毒素を中和する抗破傷風ヒト免疫グロブリン(抗毒素血清)を用いて破傷風の治療を行います。けいれんが起きた場合は鎮静薬や筋弛緩薬を用います。あらかじめ予防接種を受けておくことで、破傷風菌が入り込んでも発病を防ぐことが可能です。
日本では小児定期接種の三種混合ワクチン、二種混合ワクチンに含まれています。

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破傷風に関するQ&A

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