安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

風疹の症状

風疹についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

風疹(ふうしん)とは、ウイルス感染後14日~21日の潜伏期間を経て発症します。
症状としては発熱、赤く細かい発疹が出るのが特徴です。一般的に発熱は軽度で、熱が出ない場合もあります。
発熱と発疹の症状が3日程度で軽減することから「三日ばしか」とも呼ばれます。

耳の後ろや首などのリンパ節が、発疹が出る数日前から腫れを伴い、3週間から6週間程度続きます。
成人では関節炎を伴う場合も少なくありませんが、一時的な症状です。
また、感染しても症状が現れない不顕性のものが20%から50%の割合で存在します。
ごく少ない確率ですが、血小板減少性紫斑病や脳炎を引き起こすこともあります。
妊娠初期の妊婦が感染すると、胎児が風疹ウイルスにかんせんして、聴力、視力、心臓機能などに障害を持って生まれてくる場合があります。
これを先天性風疹症候群といい、風疹の最大の問題点とされています。
その発生率は感染した時期と関連しており、妊娠3ヶ月程度での感染の場合は危険性も高く、6ヶ月以降の場合には危険性は低くなります。

 

風疹の原因

風疹(三日ばしか)は風疹ウイルスの感染によって発症する感染症です。
冬から初夏にかけて患者数が増加する傾向にあります。
幼児から学童期の小児に多くみられるものですが、近年では思春期や成人の患者の占める割合が高まっています。

感染経路は飛沫感染で、感染力が最も強いとされるのは、発疹の出る数日前から発疹出現後5日から7日後までとされています。
一度かかると免疫が生成され、再び感染しても発症することは通常はありませんが、再感染が先天性風疹症候群の原因となることが稀にあります。
風疹にかかった場合、妊婦に接触しないよう配慮する必要があります。

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風疹の治療法

風疹(三日ばしか)に特別な治療法はなく、症状を緩和する対症療法が中心となって行われます。
風疹を予防するには、予防接種(生ワクチン)があり、年齢によっては定期摂取として公費負担制度もあります。
先天性風疹症候群の発生を予防するためには、女性が妊娠する前に予防接種を受けるだけでなく、あるべく多くの人がこの予防接種を受け、妊婦への感染を防ぐことが大切です。

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風疹に関するQ&A

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