安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

ウエストナイル熱の症状

ウエストナイル熱についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

ウエストナイル熱は、2日から14日の潜伏期間を経て発症する感染症で、突発的な発熱、頭痛、筋肉痛、食欲不振などの症状が現れます。
また、その約半数は胸や背中に発疹を伴います。

症状は通常、1週間程度で治癒しますが、1%以下の割合で脳炎を生じ、激しい頭痛、けいれん、意識障害、筋力低下などの症状を伴います。
脳炎は高齢者に多く発症するもので、患者の約10%が死に至ります。
また、感染しても症状が現れない場合(不顕性(ふけんせい)感染)もあります。

 

ウエストナイル熱の原因

ウエストナイル熱とは、ウエストナイルウイルスを保有する蚊に刺されることによって感染し、発症するものです。この蚊は、ウエストナイルウイルスに感染している鳥を刺すことによってウイルスを保有するようになります。
本来、アフリカ、ヨーロッパ、中東、中央アジアなどで発生していましたが、1999年にニューヨークで発生して以来、北米でも確認されるようになりました。
人から人への感染はないとされています。

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ウエストナイル熱の治療法

ウエストナイル熱に特別な治療法は無く、発熱に対する解熱薬などの対症療法が行われます。
発生しやすい地域においては、皮膚の露出を少なくするなど、蚊に刺されることが無いように十分注意する必要があります。

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ウエストナイル熱に関するQ&A

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