安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

関節リウマチの症状

関節リウマチについての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

関節リウマチ(かんせつりうまち)とは、関節炎を主な症状とする膠原病の一種で、自己免疫疾患です。自分自身の免疫が関節を攻撃することにより、関節痛や関節の変形などを引き起こします。

初期段階では朝起きたときの手足などの「こわばり」が主な症状といわれます。特に朝起きてから手を握るのがつらい症状が続きますが、通常1時間~2時間程度で症状は和らいでいきます。関節リウマチが進行するとその後は左右対称的に関節痛や腫れなどが生じます。また、全身の倦怠感・微熱・食欲減退などを挙げる人もいます。
以前は「慢性関節リウマチ」とも呼ばれましたが、最近は「慢性」というのが誤りであることがわかり用いられていません。

 

関節リウマチの原因

関節リウマチは特に30歳~60歳代の女性に多く見られる病気です。自己免疫性の疾患(膠原病の一種)で、免疫機能(リンパ球)の異常により、免疫が自分自身の関節(関節滑膜)を攻撃することによりおこる病気ということは分かっているのですが、なぜこうしたことが起こるのかははっきりとわかっていません。

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関節リウマチの治療法

関節リウマチは進行性の病気ですので、短期的な治療でなく長期的な視点にたった治療が必要となります。大きく「炎症を抑える」「関節破壊を抑える」という二つの治療が同時に進められます。治療は主に薬物療法です。

炎症を抑えるためには消炎鎮痛剤やステロイド剤などが用いられます。また、関節破壊を抑えるためにはリンパ球の働きを抑えるための抗リウマチ剤が用いられます。以前までの関節リウマチの治療法は当初は経過観察を行うことが多かったのですが、近年では初期段階からの治療が有効であるとされ、関節リウマチと診断された場合はすぐに薬物治療に入るのが一般的です。

なお、関節リウマチは早期発見することが大切な病気の一つです。朝のこわばりといった関節リウマチの症状が見えたら早めに医師の診察を受けましょう。

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関節リウマチに関するQ&A

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