オウム病の症状
オウム病についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。
オウム病は、感染してから10日ほどの潜伏期間を経て、突発的な発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感などインフルエンザとよく似た症状が現れます。
腹痛や嘔吐などの消化器症状を伴ったり、意識障害などの中枢神経の症状が現れることもあります。
また、症状を放置すると死に至る危険性があるため、早期発見、早期治療が重要になります。
オウム病の原因
オウム病とは、オウム、インコ、カナリアなどの鳥からクラミジアが感染して発症する呼吸器疾患です。
病気にかかっている鳥の糞、鼻汁、羽根などを吸入することによって感染します。
えさを口移しで与えることによって感染する場合もあります。
オウム病の治療法
オウム病には抗菌薬を用いた薬物療法が中心となって行われます。
最低でも10日から14日間程度の治療を必要とし、感染している鳥も抗菌薬での治療が必要です。
感染を予防する方法として、鳥かごの掃除の際には換気しながらマスクを着用して行うこと、ペットの鳥に口移しでえさを与えないこと、鳥に触れたら手を洗うこと、素手で鳥の糞に触れないことなどが挙げられます。
オウム病に関するQ&A
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