赤血球生成性プロトポルフィリン症
症状:太陽の光にさらされた直後に痛みを伴った腫れが生じます。
また、さらに膵臓腫大や黄疸も伴います。
急性間欠性ポルフィリン症
症状:強い腹痛、便秘、下痢、腹部膨満感、嘔吐、痙攣(けいれん)、発汗、瀕脈、高血圧、ヒステリー、不安、錯乱、運動まひ、知覚障害などの症状が現れます。
晩発性皮膚ポルフィリン症
症状:日光に当たることで水疱が生じます。
水疱が生じる大きさや場所は様々ですが、主に手の甲、腕、顔などの部分が多くなっています。
アルカローシス
症状:耳鳴り、意識障害などが現れる場合もありますが、自覚症状が全く現れない場合もあります。
症状が重度の場合では、筋肉の痙攣や収縮が長時間持続します。
低脂血症
症状:自覚症状は現れません。そのため、偶然に発見されることが多い疾患です。
慢性リンパ性白血病
症状:無力感、食欲不振などの症状が現れ、貧血症状などもみられる場合もありますが、多くは自覚症状がありません。
伝染性単核球症
症状:初期は発熱や喉の痛みといった症状が現れますが、1週間ほどたつと全身の発疹やリンパの腫れなどの症状が現れます。
骨髄異形成症候群
症状:主な症状としては全身の倦怠感、発熱、貧血、疲労感、発熱などがあげられます。
急性白血病
症状:動悸や倦怠感などの症状がみられる他に、出血しやすくなり、感染症にもかかりやすくなります。
多発性骨髄腫
症状:免疫力が低下します。また、がん化した形質細胞は骨髄内で周りの骨を破壊しながら増殖するため、背中や腰に痛みがあったり、わずかな力を加えただけで骨折してしまうなどの症状が現れます。このほか、原因不明の発熱や、造血機能に生じた障害によって倦怠感や動悸などの貧血症状や出血が起きやすくなるなどの症状がみられるようになります。
骨髄線維症
症状:貧血、腹痛(主に左腹部)などの症状が現れます。
多血症
症状:血液のねばりが強くなることから神経系統に影響を与え、頭痛や充血、顔面紅潮、皮膚のかゆみなどの症状が現れます。
自己免疫性溶血性貧血
症状:息切れや倦怠感などの一般的な貧血症状のほかに、軽度の黄疸が現れる場合もあります。また、長期化した場合、脾臓が大きくなり腹部の膨満感や不快感などの症状が現れるようになります。現在、難病(特定疾患)に認定されている病気です。
遺伝性球状赤血球症
症状:一般的な貧血症状のほかに、脾臓の腫れによる左腹部の痛みや高熱、黄疸、胆石症の合併などがみられます。普段は目立つ症状がない場合も伝染性紅斑(リンゴ病)の原因ウイルスに感染すると、重い貧血の症状が現れることがあります。
溶血性貧血
症状:溶血性貧血の症状は、一般的な貧血症状である倦怠感、冷え、動悸、息切れなどに加えて、腹部の痛みや黄疸などの症状がでるという特徴があります。
再生不良性貧血
症状:風邪を引きやすくなる、怪我をしたときに血が止まりにくくなる(出血傾向)、息切れや動悸がするなどの症状がみられます。骨髄の造血機能が小さくなることによりおこる例の少ない病気です。難病(特定疾患)に認定されています。
巨赤芽球性貧血
症状:巨赤芽球性貧血は、めまいや動悸、息切れ、冷えといった一般的な貧血に見られる症状の他、舌の痛みや味覚障害、食欲不振などの症状が現れます。症状が進むと白髪になったり、精神障害をきたす場合もあります。
鉄欠乏性貧血
症状:貧血は症状が息切れ、全身の倦怠感、動悸といった症状が代表的ですが、状態が進行するほどその症状も大きくなっていきます。
慢性骨髄性白血病
症状:初期は症状はありませんが、進行するに従って、疲労感、全身倦怠感、体重減少、腹部における膨満感などを伴うようになります。中年以降に発症することが多く10万人に1名程度の割合で発症します。
悪性リンパ腫
症状:頸部や脇、太ももの付け根部分などが腫れますが、これには痛みを伴いません。症状が進行すると、体重減少や発熱、倦怠感、寝汗などの症状があらわれます。