細菌性結膜炎・流行性結膜炎(はやり目)の症状
細菌性結膜炎は、病原菌に感染してから1週間程度の潜伏期間を経て突然目が充血します。
まぶた全体が腫れ、目やにが出るなどの症状が現れます。
細菌性結膜炎・流行性結膜炎(はやり目)の原因
細菌性結膜炎とは、肺炎球菌、コッホウィークス、淋菌などに接触感染したことによって発症するものです。
妊婦が淋病の保菌者の場合、分娩時に赤ちゃんの目に感染して発症する可能性もあります。
流行性結膜炎の発症原因とされる菌はかぜのウイルスの一つである、アデノウイルスです。
細菌性結膜炎・流行性結膜炎(はやり目)の治療法
角膜炎を防ぐための副腎皮質ステロイド薬、混合感染を防ぐための抗菌薬の点眼薬などを用いて治療しますが、アデノウイルスに直接的な効果を示す薬は現在はありません。
感染がわかったら、タオル、ハンカチ、洗面器など、日常で使用するものを他の人と共有せず、普段よく触る家具類などはアルコール消毒を行うことが良いとされています。
また、感染を防ぐために、園児や学童は完治するまでは登園、登校を控える必要があります。