腎梗塞の症状
腎梗塞は腰、わき腹、上腹部などに激しい痛みを伴い、悪寒、発熱、嘔吐、血尿などの症状が現れる場合もあります。
しかし小さな梗塞の場合は自覚症状がないことも少なくありません。
腎梗塞の原因
腎梗塞は、片方または療法の腎臓の腎動脈に血栓が詰まり、その先の血管に血液が流れなくなるため腎臓の組織が壊死する病気です。
梗塞のほかにも、腎臓以外の部分にできた血栓がはがれて腎動脈に流れ着き、血管をつまらせる塞栓もあります。
腎梗塞の治療法
血栓溶解薬や抗血液凝固薬を点滴注射するため入院が必要となります。
症状が重く、薬剤で血栓を溶かすことができない場合は詰まった血栓を摘出します。
まれに、血栓の詰まった側の腎臓を摘出する手術が行われることもあります。既に両側の腎臓機能が低下している場合は早急に血液浄化療法が行われます。