慢性膵炎の症状
慢性膵炎とは、膵臓の炎症が繰り返し起こることで組織が線維化して硬くなり、膵液や酵素の分泌作用が低下する病気です。
上腹部の持続的な痛みや食欲不振、嘔吐、黄疸、消化不良による下痢などの症状を引き起こします。
慢性膵炎の原因
慢性膵炎は過度の飲酒が原因となる場合が最も多いとされています。
また、胆石症が関係している症例も多くみられます。
慢性膵炎の治療法
鎮痛薬や消化酵素薬、タンパク質分解酵素阻害薬などを服用して症状を緩和させます。
また、脂肪を制限した食事に替える、禁酒に努めるなどの生活習慣の改善に努めます。
症状が進行して糖尿病を併発した場合は、食事療法と併せてインスリン注射も必要となります。