精索捻転症(せいさくねんてんしょう)の症状

精索捻転症は、睾丸から下腹部にかけて突発的に激しい痛みが生じて、陰嚢が赤く腫れますが発熱はありません。
思春期に多い病気ですが、新生児や成人でも発症する場合があります。

精索捻転症(せいさくねんてんしょう)の原因

精索捻転症とは、精巣と腹部をつないでいる精索とよばれる、ひも状の部位がねじれる病気で、思春期には精巣が急激に大きくなるため捻転が生じやすくなります。
精索の中には、精索動脈や精索静脈が存在し、ねじれると血流が止まるため激しく痛みます。

精索捻転症(せいさくねんてんしょう)の治療法

放置すると精鞘内の血管が締め付けられて、血液が流れなくなり精巣が壊死します。
症状が現れてから4~6時間以内に手術を行い、ねじれを整復して精巣を固定します。その際、反対側お健康な精巣も固定します。これは予防策として行われるものです。
6時間以上経過していると精巣が壊死している可能性が高く、壊死していた場合は精巣の摘徐が行われます。

 

 


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