副腎クリーゼ(急性副腎不全)の症状
副腎クリーゼ(急性副腎不全)とは、左右の副腎が急激に損害を受けたりすることで、全ての副腎皮質ホルモンが欠乏している状態をいいます。
初期段階には倦怠感などの症状が現れますが、放置すると急速に悪化し脱水による血圧低下、低血糖による意識障害などによる生命の危険にも係わります。
副腎クリーゼ(急性副腎不全)の原因
副腎クリーゼ(急性副腎不全)は、アジソン病のある人に発症しやすい病気です。心労や感染、手術などによる過度のストレスなどが原因とされています。
また、副腎皮質ステロイド薬を使用している人が使用を中止すると離脱症状として現れる場合もあります。
副腎クリーゼ(急性副腎不全)の治療法
副腎クリーゼ(急性副腎不全)の症状は急激に現れ、急速に悪化するため緊急処置が必要となります。
即効性糖質コルチコイドの服用と、ブドウ糖、電解質の輸液を行います。