ウイルス性胃腸炎 (小児)の症状
ウイルス性胃腸炎の特徴的な症状として、下痢、嘔吐、吐き気、腹痛などが挙げられます。人によっては発熱を伴う場合もあります。
生後6ヶ月から1歳半くらいの乳幼児がかかりやすい病気とされています。
ウイルス性胃腸炎 (小児)の原因
ロタウイルス、腸管アデノウイルス、などがウイルス性胃腸炎の原因となるウイルスとして知られています。
ウイルス性胃腸炎 (小児)の治療法
嘔吐がある場合は、吐き始めてから3~4時間は胃の中に何も入れずに、落ち着いてきたところで少しずつ飲み物や食べ物を口に入れるようにします。そうしていくうちに、次第に吐き気が治まります。
最初に飲ませるのは、お茶や薄いりんごジュースなどが最適です。
激しい吐き気と嘔吐がある場合には、脱水を防ぐために入院して輸液で治療を行う場合もあります。
下痢などの症状を伴っている場合は下痢止めなどを服用せずに、医師に相談する必要があります。
また、子どもは非常に脱水しやすく、脱水すると生命にも係わるため、嘔吐や下痢などの気になる症状が現れた場合は、早急に受診することが大切です。