マラリアの症状

マラリアに感染すると、約10日間の潜伏期間を経て、激しい震えや悪寒を伴った40度以上の高熱が出て、口の中が乾きます。その後、大量の汗をかいて熱は下がりますが、この経過を一定周期で繰り返します。人によっては高熱が持続する場合もあります。
熱発作を繰り返すうちに貧血がひどくなり、脾臓が腫れるなどの症状が現れ、放置すると意識障害や腎不全を引き起こして死に至る場合もあります。

マラリアの原因

熱帯、亜熱帯に多く分布するマラリア原虫による感染症で、ハマダラカという蚊を媒介して感染します。
発症を引き起こす原虫の種類によって、熱帯熱マラリア(悪性マラリア)、三日熱マラリア、四日熱マラリア、卵型マラリアの4種類に分けられます。

マラリアの治療法

熱帯熱以外のマラリアはファンシダールで治療します。
熱帯熱マラリアはこの薬に耐性を持っていることが多く、メフロキンかキニーネによる治療を行います。
熱帯熱マラリアは適切な処置を行わない急速に死に至る危険性の高い感染症です。

流行地域から帰国し、原因不明の発熱がある場合はすぐに医療機関を受診することが大切です。

 

 


キャッシュ使用
病気情報を検索することができます。「頭痛 吐き気」などのように、現在の症状を入力することでも検索ができます。このほか、病名などでも検索可能です。検索結果はこの下に表示されます。

病気診断.netカテゴリー