急性気管支炎の症状
急性気管支炎とは、気管支の粘膜に炎症が起こる病気で、大半がインフルエンザやかぜの後に続いて発症します。
激しい咳や痰が特徴で、それに伴う胸痛や、頭痛、関節痛などのかぜの症状を引きずることもあります。
急性気管支炎の原因
急性気管支炎はウイルスの感染によるものが大半を占めています。原因となるウイルスはかぜ症候群と同様のライノウイルスや、パラインフルエンザウイルスです。また、ウイルス感染以外の原因としては、微生物のマイコプラズマや細菌からの感染が関係している場合もあります。
急性気管支炎の治療法
ウイルスを殺す薬などがないため、急性気管支炎の治療は対症療法に限られます。
かぜ薬や鎮咳薬などで咳や痰の症状を抑え、保温や保湿、水分補給などを行い安静に努めることで、通常は約1週間程度で自然に回復します。