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この分類の病気・症状
97件CO₂ナルコーシス
CO₂ナルコーシスは、息を十分に吐き出せず血液中に二酸化炭素が蓄積し、強い眠気や意識障害を起こす危険な状態です。頭痛、ぼんやりする、呼びかけへの反応が鈍い、呼吸が浅いなどの変化が手がかりです。COPDなどの慢性…
C型肝炎
C型肝炎は、C型肝炎ウイルス(HCV)による肝臓の病気です。自覚症状が乏しいまま慢性化し、肝硬変や肝がんに進むことがあります。検査で陽性を指摘されたら、症状がなくても受診してください。
じんましん
じんましんは、かゆみを伴う盛り上がった赤い皮疹(膨疹)が突然現れ、場所を変えながら消えていく病気です。個々の皮疹は通常24時間以内に元に戻ります。まぶたや唇などの深い腫れは血管性浮腫と呼ばれます。毎日のような症…
じん肺(塵肺)
じん肺は仕事などで特定の粉じんを吸い込み、肺に変化が生じる病気の総称です。はじめは症状が乏しく、進むと咳、痰、動いたときの息切れなどが出ます。石綿による石綿肺、結晶性シリカによる珪肺、石炭粉じんによる炭鉱夫じん…
シェーグレン症候群
シェーグレン症候群は、涙や唾液をつくる腺などに免疫の異常による炎症が起こる病気です。目の乾燥や異物感、口の渇きが中心ですが、疲労、関節痛、肺・腎臓・神経などの症状を伴う人もいます。乾燥の程度や全身症状は人によっ…
シスチン尿症
シスチン尿症は、腎臓でシスチンなどのアミノ酸を十分に再吸収できず、尿中にシスチンが多く出る遺伝性の病態です。溶けにくいシスチンが結晶・結石になり、血尿や腰・脇腹の強い痛み、尿の通り道の閉塞や感染などを起こします…
シラミ病
シラミ症は人に寄生するシラミによるもので、アタマジラミ、コロモジラミ、ケジラミでは住む場所と対応が違います。かゆみや掻いた傷が出ることがありますが、かゆみだけで判断せず、頭皮、衣類の縫い目、陰毛など、疑う種類に…
シンスプリント
シンスプリント(内側脛骨ストレス症候群)は、走る・跳ぶ運動を繰り返したときに、すねの骨の内側に沿って痛む状態です。運動中や運動後に痛み、進むと日常の歩行でも気になることがあります。痛みが一点に強く限局する、休ん…
ジアルジア症
ジアルジア症は原虫ジアルジアに感染して起こる腸の病気です。下痢、腹痛、ガス、吐き気、疲れやすさが現れ、脂っぽく悪臭のある便が出ることもあります。症状がない人もいます。下痢が続く、体重が減る、旅行やキャンプの後に…
ジストニー
ジストニアは、本人の意思と関係なく筋肉が収縮し、体の一部がねじれる、姿勢が変わる、同じ動きが繰り返されるなどの症状が出る神経の運動障害です。首が傾く、まぶたが閉じる、字を書くときだけ手が動かしにくい、声が出しに…
ジャンパーズ膝
ジャンパー膝は、膝のお皿の下にある膝蓋腱が繰り返す負荷に対応できず痛む膝蓋腱障害です。ジャンプの踏み切りや着地、走行、階段やしゃがみ込みで、お皿のすぐ下が局所的に痛みます。急に『ブチッ』とした感覚があり膝を自分…
上咽頭がん
上咽頭がんは鼻の奥、のどの上部にできるがんです。早期は自覚症状がない場合もあります。首のしこり、鼻づまり・鼻血・血の混じる鼻水、片耳の詰まりや聞こえにくさがきっかけとなります。進行すると物が二重に見える、顔の感…
上強膜炎・強膜炎
上強膜炎は白目の表面近くの炎症で、部分的な赤み、異物感、軽い痛みなどが起こり、多くは視力に影響しません。強膜炎はより深い組織の炎症で、強い持続的な痛み、赤紫色の充血、目を動かす痛み、視力低下などが起こることがあ…
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)は、肘の外側につく腱に負担がかかり、物をつかんで持ち上げる、タオルを絞るなどの動作で肘の外側から前腕が痛む状態です。テニスをしない人にも起こり、安静時は痛みが少ない場合があります。症…
上腕骨外顆骨折
上腕骨外顆骨折は、肘の外側にある上腕骨の一部が折れるけがで、子どもに多くみられます。転倒して手をついた後に肘の外側が痛み、腕を動かしたがらなくなります。腫れが目立たない場合もあるため、肘の痛みが続くときは整形外…
上腕骨顆上骨折
上腕骨顆上骨折は、上腕の骨が肘の少し上で折れるけがで、子どもに多くみられます。転倒や遊具からの転落後に肘が強く痛み、腫れ、動かせなくなる場合は骨折を疑います。指がしびれる、動かしにくい、手が冷たい・色が悪い場合…
上顎洞がん(旧称:上顎がん)
上顎洞がんは、頬の内側にある副鼻腔「上顎洞」から生じるがんです。初期には気づきにくいことがあります。片側だけの鼻づまりや鼻血、膿のような鼻汁が続き、進行すると頬の腫れ、上の歯の痛み・ぐらつき、見え方の変化などが…
十二指腸潰瘍
胃から続く十二指腸の粘膜が深く傷つく病気です。空腹時や夜間の上腹部痛などがみられますが、痛みの時間だけでは診断できません。吐血や黒い便、突然続く激しい腹痛は出血や穿孔の可能性があり、直ちに受診してください。
収縮性心膜炎
収縮性心膜炎は、心臓を包む心膜が硬くなり、心臓が広がって血液を取り込む動きが妨げられる病気です。足のむくみ、腹部の張りや腹水、疲れやすさ、息切れ、食欲低下などが起こります。徐々に進むこともありますが、炎症を伴う…
周期性四肢まひ
周期性四肢麻痺は、手足や体幹の力が発作的に入らなくなる状態です。発作は数時間から長い場合は数日続き、発作のない間は筋力が戻ることもあります。遺伝性の病型と、甲状腺機能亢進症などに伴う二次性の病型があります。息が…
尋常性乾癬
尋常性乾癬は、皮膚に境界が比較的はっきりした赤い部分と、白っぽい厚い鱗屑(皮むけ)が繰り返し現れる炎症性の病気です。頭皮、ひじ、ひざ、腰まわりなどに出やすく、爪のくぼみや変形を伴うこともあります。人にうつる病気…
尋常性白斑
尋常性白斑は、皮膚の色を作る色素細胞が減る・働かなくなることで、境界の比較的はっきりした白い部分が生じる病気です。広がり方や場所は人によって異なり、痛み・かゆみがないことが多い一方、見た目の変化が生活や気持ちに…
小児喘息
小児喘息は、気道の炎症を背景に、せきやゼーゼーする呼吸、息苦しさなどを繰り返す病気です。夜や明け方、かぜをひいたとき、運動時などに症状が出ることがあります。乳幼児のゼーゼーする呼吸にはほかの原因もあり、一度の症…
小細胞肺がん
小細胞肺がんは、肺がんを細胞の形や性質で分けたときの一つの型です。一般に進行が速く、治療方針が非小細胞肺がんとは異なります。初期には症状がないこともあり、咳、血の混じる痰、息切れ、胸の痛みなどで見つかることもあ…
小脳出血
小脳出血(しょうのうしゅっけつ)は、姿勢や動きの調整に関わる小脳の中に出血が起こる脳卒中です。突然の強いめまい、立てない・歩けない、ふらつき、頭痛、吐き気・嘔吐などで始まることがあります。出血が増えたり脳幹を圧…
心不全
心不全は、心臓の働きに問題があり、息切れ、疲れやすさ、むくみなどが起こる状態です。心臓が血液を押し出す力だけでなく、血液を受け入れる働きの障害でも起こります。原因や経過はさまざまで、突然発症したり、慢性の心不全…
心原性脳塞栓症
心原性脳塞栓症は、心臓などでできた血栓が血流に乗って脳の動脈を詰まらせる脳梗塞です。片側の顔や手足が急に動かない、言葉が出ない、視野が欠けるなどの症状が突然現れることが多く、症状が軽い、あるいは消えた場合も直ち…
心因性頻尿(神経性頻尿)
心因性頻尿は、トイレに行けないことへの不安や緊張などの心理的な要因が、頻繁な尿意や排尿に関わる状態です。リラックス時や睡眠中に軽くなる傾向はありますが、それだけで診断はできません。若い男性だけの問題ではなく、子…
心室中隔欠損症
心室中隔欠損症は、左右の心室を隔てる壁に穴がある先天性心疾患です。小さな穴では症状がなく、心雑音で見つかることがあります。大きな穴では肺に流れる血液が増え、乳児の呼吸が速い、授乳に時間がかかる、体重が増えにくい…
心房細動・心房粗動
心房細動と心房粗動は、心臓の上側の部屋である心房の電気信号が乱れる不整脈です。心房細動では不規則な興奮が起こり、心房粗動では一定の回路を電気信号が回り続けることが多くあります。 動悸、息切れ、疲れやすさなどが出…
心的外傷後ストレス障害(PTSD)
心的外傷後ストレス障害(PTSD)は、命の危険、重いけが、性暴力などに関わる出来事を経験・目撃した後、つらい記憶や悪夢が繰り返しよみがえる、関連する場所や話題を避ける、自分を責める気持ちや不信感が強まる、過度に…
心筋梗塞
心筋梗塞は、心臓の筋肉に血液を送る冠動脈の血流が途絶え、心筋が傷む病気です。胸の圧迫感や強い痛み、冷や汗、息苦しさ、吐き気などがみられます。高齢者や糖尿病のある人では典型的な胸痛が目立たないこともあります。
心筋炎
心筋炎は、心臓の筋肉に炎症が起きる病気です。かぜのような症状の後に胸痛、動悸、息切れ、強い疲労感が現れることがあり、心不全や危険な不整脈につながる場合もあります。胸痛、失神、強い息苦しさがある場合は救急に連絡し…
心臓弁膜症
心臓弁膜症は、心臓の4つの弁のいずれかが開きにくくなる「狭窄」または閉じにくくなる「逆流(閉鎖不全)」を起こす病気の総称です。僧帽弁、大動脈弁に加えて三尖弁や肺動脈弁にも起こります。動いたときの息切れ、疲れやす…
心臓神経症
「心臓神経症」は、胸痛、動悸、息苦しさなどが続き、診察と必要な検査を受けても症状を説明する身体の病気が見つからない場合に用いられることがある古い呼び方です。症状は実際に感じるもので、気のせいという意味ではありま…
房室中隔欠損症(心内膜床欠損症)
房室中隔欠損症は、心臓の中央付近の中隔や、心房と心室の間の弁の形に異常がある先天性心疾患です。以前は心内膜床欠損症とも呼ばれました。完全型では乳児期に呼吸が速い、哺乳に疲れる、体重が増えにくいなどの心不全症状が…
手根管症候群
手根管症候群は、手首の手根管で正中神経が圧迫され、親指・人差し指・中指・薬指の親指側にしびれや痛みが出る病気です。夜間や明け方に強く、手を振ると軽くなることがあります。小指だけのしびれは典型的ではありません。進…
掌蹠膿疱症
掌蹠膿疱症は、手のひらや足の裏に小さな水疱・膿疱が繰り返し現れ、赤みや皮むけを伴う病気です。膿疱は通常、細菌が増えた『うつる膿』ではありません。見た目が似る病気もあるため、皮膚科で診断を確認します。胸の前の関節…
掌蹠膿胞症
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は、手のひらや足の裏に小さな水疱や無菌性の膿疱が繰り返し現れ、皮むけやひび割れを生じる病気です。かゆみや痛みで歩行や手作業に支障が出ることがあります。ときに、すねや膝にも皮…
斜視
斜視は、ものを見るときに両眼の視線が同じ方向へそろわず、片方の目が内・外・上・下へずれる状態です。ずれが常に見える人も、疲れたときなどだけ目立つ人もいます。子どもだけでなく大人にも起こります。幼い子どもは二重に…
新生児循環不全
新生児循環不全は、体の組織へ必要な血液と酸素が十分届かなくなる状態です。初めは哺乳が弱い、反応が乏しい、呼吸が速いなど目立ちにくい変化から始まることがあります。手足が冷たい、皮膚が白いまたはまだら、尿が少ない、…
新生児肝炎
新生児肝炎は生後早期に肝臓の炎症や働きの異常がみられる状態を指す言葉です。皮膚や白目の黄色さが続く、便が白っぽい・灰色、尿が濃い、体重が増えにくいなどの症状がみられます。黄疸の原因は一つではなく、治療の時期が重…
時差ぼけ
時差ぼけ(時差症候群)は、複数の時間帯を短時間で移動した後、体内時計と到着地の昼夜がずれて起こる一時的な不調です。現地の夜に眠れない、昼間に強い眠気が出る、集中しづらい、食欲や胃腸の調子が変わるなどの症状があり…
歯周炎(歯を支える組織の炎症)
歯周炎は、歯ぐきの炎症が歯を支える骨や組織まで及んだ状態です。初期には痛みが少なく、歯磨きでの出血、歯ぐきの腫れ、口臭などで気づくことがあります。進むと歯周ポケットが深くなり、歯が揺れたり、かみにくくなったりし…
歯根嚢胞
歯根嚢胞は、歯の根の先の周囲にできる袋状の病変です。痛みがなく、歯科のX線検査で初めて見つかることもあります。感染などで炎症が強まると、歯肉の腫れ、かむときの痛み、歯が浮く感じが出る場合があります。腫れや痛みが…
歯根膜炎
歯根膜は歯の根とあごの骨の間で歯を支える組織です。ここに炎症が起こると、かんだときの痛み、歯が浮いた感じ、歯をたたくと響く感じなどが生じます。ただし『歯根膜炎』という症状だけでは原因は決まりません。歯をぶつけた…
歯肉炎(歯ぐきの炎症)
歯肉炎は、炎症が歯ぐきにとどまっている歯周病の初期段階です。歯ぐきが赤く腫れ、歯磨きや歯間清掃のときに血が出ることがあります。痛みが少なくても、出血を放置せず歯科で確認してください。歯周炎と違い、この段階では歯…
歯肉膿瘍
歯肉膿瘍は、歯ぐきの一部に膿がたまり、赤み・腫れ・痛みが出る状態です。歯肉の縁や歯と歯の間に見える腫れでも、歯周ポケットや歯の根の感染が表面に現れていることがあり、見た目だけでは原因を区別できません。膿が自然に…
歯髄炎
歯髄炎は、歯の内部で神経や血管を含む「歯髄」に炎症が起こった状態です。冷たいものがしみてすぐ治まる場合も、刺激がなくなっても痛みが続く、何もしなくても痛む場合もあります。痛み方だけで歯髄が回復できるか、歯髄が生…
滲出性中耳炎
滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)は、鼓膜の奥の中耳に液体がたまる状態です。急性中耳炎と違い、強い耳痛や発熱がないまま、聞こえにくさや耳のつまった感じが続くことがあります。小児では呼びかけへの反応が弱い…
痔瘻
痔瘻は、肛門の内側と周囲の皮膚が細いトンネル状の管(瘻管)でつながった状態です。肛門周囲膿瘍の後に生じることが多く、皮膚の小さな穴から膿が出たり、腫れと痛みを繰り返したりします。膿が出て一時的に楽になっても治っ…
神経性食欲不振症
神経性やせ症(旧称:神経性食欲不振症)は、食事を強く制限し、体重増加への恐怖や体形の捉え方の困難などを伴う摂食障害です。嘔吐、下剤の乱用、過度な運動がみられる場合もありますが、全員に同じ症状が出るわけではありま…
神経芽細胞腫
神経芽腫(神経芽細胞腫)は未熟な神経細胞から生じる小児のがんで、副腎や背骨に沿った神経組織に発生します。腹部のしこりや骨の痛みなどで見つかることがあります。乳児の一部では自然に縮小する一方、転移して進行する場合…
篩骨洞がん
篩骨洞がんは、両目の間・鼻の奥にある副鼻腔の一つ、篩骨洞に生じるがんです。初期には症状がないこともあります。片側だけの鼻づまり、少量を含む鼻血、頬のしびれ、涙が出る状態が数週間続く場合は、耳鼻咽喉科または頭頸部…
紫斑
紫斑は、皮膚の中に血液が漏れ出て、赤紫色や暗い褐色などの斑点・あざとして見える状態です。小さな点状のものから広いあざまであり、ひとつの病名ではありません。 打撲によるあざのほか、血小板、血液を固める凝固因子、血…
縦隔腫瘍
縦隔腫瘍は左右の肺の間にある縦隔にできる腫瘤の総称です。無症状で胸部画像検査から偶然見つかることがあります。大きくなると咳、胸痛、息苦しさ、声のかすれ、飲み込みづらさなどが出ます。顔や首の急な腫れと息苦しさは大…
耳垢栓塞
耳垢栓塞は、耳垢が外耳道にたまり、聞こえにくさ、耳の詰まる感じ、耳鳴りなどを起こす状態です。無症状のこともあり、入浴や水泳の後に耳垢が水分を含んで症状が急に出ることもあります。ただし急な難聴、とくに片耳だけの難…
脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎は、頭皮、眉や鼻の脇、耳の周り、胸など皮脂が多い場所に赤みとフケのような皮むけが出る湿疹です。かゆみはないこともあります。乳児では頭や顔に黄みがかったかさぶたができ、成長とともに改善することが多い一…
脂肪肝
脂肪肝は、肝細胞に脂肪が多くたまった状態です。肝臓が必ず大きくなるわけではなく、多くは自覚症状がありません。原因や背景によって、飲酒に関連する脂肪性肝疾患、代謝の異常に関連するMASLD(代謝機能障害関連脂肪性…
脂腺母斑
脂腺母斑は、生まれたときから頭皮や顔にみられる黄色みを帯びた、毛の少ないあざです。成長に伴って厚く、でこぼこすることがあります。あざの上に別の腫瘍が生じることもありますが、多くは良性です。新しいしこり、出血、急…
脂質異常症(高脂血症)
脂質異常症は、血液中のLDLコレステロールや中性脂肪が高い、HDLコレステロールが低いなどの状態です。低HDLも含むため、現在は『高脂血症』より広い名称である脂質異常症が使われます。多くは自覚症状がなく、健診な…
腎嚢胞(単純性腎嚢胞)
腎嚢胞は腎臓に液体のたまった袋ができた状態です。この記事は単純性腎嚢胞を扱います。多くは良性で症状がなく、健診やほかの目的の超音波・CTなどで偶然見つかります。ただし、まれに大きな嚢胞の圧迫、感染や出血、尿の流…
腎外傷
腎外傷は、交通事故、転落、スポーツなどで強い衝撃を受け、腎臓が傷つくことです。腎損傷とも呼びます。腰・わき腹・腹部の痛みや血尿が生じることがありますが、血尿が出ない場合もあります。出血や尿漏れを伴う場合があり、…
腎性尿崩症
腎性尿崩症は、腎臓が抗利尿ホルモン(バソプレシン/ADH)に十分反応できず、水分を尿から取り戻しにくくなる病気です。薄い尿が大量に出て、強い喉の渇きや多飲が起こります。 水分を補えないと脱水や高ナトリウム血症に…
腎性糖尿
腎性糖尿は、血糖値が高くないのに尿へブドウ糖が出る状態です。腎臓の尿細管でブドウ糖を血液へ戻す働きに関係します。尿に糖が出ることだけでは、糖尿病とも腎性糖尿とも診断できません。 腎性糖尿だけがみられる人は、症状…
腎梗塞
腎梗塞は、腎臓へ血液を送る腎動脈やその枝の血流が妨げられ、腎臓の組織が傷む病気です。突然のわき腹・腹部・背中の痛み、吐き気や嘔吐、血尿、尿量の変化などが現れますが、症状に乏しいこともあります。片側だけでなく両側…
腎皮質壊死
腎皮質壊死は、腎臓の外側の部分である皮質への血流が大きく損なわれ、組織が壊死するまれな病態です。急性腎障害を起こし、尿が急に減る・出なくなる場合があります。体調や検査の変化を、原因となる病気と合わせて評価します…
腎盂腎炎
腎盂腎炎は、主に細菌が腎盂や腎臓に感染して起こる病気です。発熱、寒気、背中や脇腹の痛み、だるさ、吐き気・嘔吐などが見られます。排尿時の痛みや頻尿を伴うこともありますが、それらがない場合もあります。この記事は急性…
腎硬化症
腎硬化症は、高血圧に関連して腎臓の細い血管や糸球体が傷み、腎機能が低下する病気です。長い経過で進む病態は良性腎硬化症と呼ばれますが、『良性』でも検査と治療は必要です。自覚症状が乏しいまま進むことがあります。急速…
腎結石・尿管結石
腎結石・尿管結石は、尿中の成分が固まった結石が腎臓や尿管にある状態です。腎臓内では症状がないこともありますが、尿管に詰まると急なわき腹・腰・下腹部の痛み、血尿、吐き気などが起こります。感染や尿の流れの閉塞を伴う…
腎臓がん
ここでは、腎臓で尿をつくる組織から生じる腎細胞がんを説明します。尿が集まる場所にできる腎盂がんとは性質や治療が異なります。早期には無症状のことが多く、画像検査で偶然見つかります。血尿、背中や腰の痛みなどがある場…
腎血管筋脂肪腫
腎血管筋脂肪腫は、血管・平滑筋・脂肪からなる腎臓の腫瘍です。通常の型は良性で、健診などの画像で偶然見つかることがあります。症状がなくても経過を確認する場合があり、出血すると腰・わき腹の痛みや血尿が生じます。大量…
腎静脈血栓症
腎静脈血栓症は、腎臓から血液を送り出す静脈に血栓ができ、血流を妨げる病気です。ゆっくり進行して症状が乏しい場合もあれば、急に発症して背中・脇腹の痛み、血尿、尿量の減少、吐き気などが出る場合もあります。腎臓の機能…
膝蓋骨亜脱臼症候群
膝蓋骨亜脱臼は、膝のお皿が本来の溝から一部ずれて不安定になる状態です。完全に溝から外れる膝蓋骨脱臼とは程度が異なります。膝の前側の痛み、ずれる感覚、腫れや動かしにくさが生じます。脱臼が自然に戻っても骨や軟骨が傷…
自己免疫性溶血性貧血
自己免疫性溶血性貧血は、自分の赤血球に反応する抗体によって赤血球が壊れ、貧血になる病気です。疲れやすさ、息切れ、黄疸などが現れます。抗体の性質により温式と冷式などの病型があり、経過や治療法は異なります。国の指定…
自己免疫性肝炎
自分の肝細胞に対する免疫反応が関わる肝炎です。中年以降の女性に多いものの、男性にも起こります。だるさ、黄疸、関節痛などが現れ、急性肝炎のように発症したり、肝硬変へ進行したりすることもあります。
自然気胸
自然気胸は、外傷などによらず肺から胸膜腔へ空気が漏れ、肺が広がりにくくなる状態です。突然の胸痛や息苦しさが代表的な症状ですが、痛みの強さには個人差があります。 肺に明らかな基礎疾患がない原発性と、COPDや間質…
自閉スペクトラム症(ASD)・旧称:広汎性発達障害
広汎性発達障害(PDD)は、自閉症やアスペルガー症候群などを含めて使われてきた名称です。現在は自閉スペクトラム症(ASD)という名称が広く使われています。 対人コミュニケーション、興味や行動のパターン、感覚の敏…
舟状骨骨折
舟状骨骨折は、親指側の手首にある舟状骨が折れるけがです。転倒して手をついた後、親指の付け根や手首の親指側が痛み、腫れることもあります。痛みが比較的軽く、捻挫と思われる場合もあります。親指側を押すと痛い、手首の痛…
色覚異常
色覚異常(色覚特性)は、特定の色の組み合わせを区別しにくいなど、色の見え方が多くの人と異なる状態です。生まれつきのことも、後から眼や視神経の病気、薬の影響などで起こることもあります。先天性では自覚しにくいことが…
視神経炎
視神経炎は、眼から脳へ視覚情報を運ぶ視神経に炎症が起こる病気です。片目または両目の急な見えにくさ、視野の中央の欠け、色の見え方の変化、目を動かすときの痛みなどが現れます。ただし痛みがない場合もあり、片目だけの変…
視神経萎縮
視神経萎縮(ししんけいいしゅく)は、網膜から脳へ視覚の情報を運ぶ視神経の線維が損傷し、眼底で視神経乳頭が白っぽく見えるなどの変化を示す状態です。一つの決まった原因の病名ではありません。視力低下、見える範囲が狭く…
身体表現性障害(旧称)と身体症状症・病気不安症
『身体表現性障害』は以前使われた広い診断名で、現在の診断名へ一対一で置き換わるものではありません。身体症状症では、痛みや疲れ、息苦しさなどの身体症状に強い苦痛があり、症状や健康への考え・不安・行動が生活に大きく…
進行性多巣性白質脳症
進行性多巣性白質脳症(PML)は、免疫の働きが弱くなったときにJCウイルスが脳で増え、神経を保護する髄鞘が障害される病気です。片側の手足の力が落ちる、視野や見え方が変わる、言葉が出にくい、考えたり歩いたりしにく…
酒さ様皮膚炎
酒さ様皮膚炎は、顔に赤みや熱感、ひりつき、かゆみ、ニキビのような小さなぶつぶつや膿疱が出る状態です。顔に使ったステロイド外用薬との関連が疑われますが、見た目だけでは通常の酒さ、口囲皮膚炎、接触皮膚炎などと区別で…
食物アレルギー
食物アレルギーは、特定の食べ物に免疫が反応して起こる症状です。多い即時型では食べてからおおむね2時間以内に、じんましん、口や唇の腫れ、咳、息苦しさ、腹痛、嘔吐などが出ます。症状や出るまでの時間は人によって異なり…
食道がん
食道がんは、食道の内側の粘膜から生じるがんです。日本では扁平上皮がんが多いものの、腺がんなどもあり、組織型や広がりによって治療方針が変わります。早期は自覚症状がないことが多く、進行すると飲食時の胸の違和感やつか…
食道けいれん
食道けいれん(遠位食道けいれん)は、飲み込んだものを胃へ送る食道の収縮が一部で通常より早く起こる食道運動障害です。胸の中央の痛みや、固形物・飲み物のつかえが起こります。ただし胸痛だけで食道けいれんとは判断できず…
食道の良性腫瘍
食道の良性腫瘍には平滑筋腫、脂肪腫、ポリープなど複数の種類があります。小さいうちは症状がないことが多く、健診の内視鏡で偶然見つかります。大きくなると飲み込みにくさ、食べ物がつかえる感じ、胸の違和感などが出ること…
食道アカラシア
食道アカラシアは、飲み込んだ食物を胃へ送る食道の動きが障害され、食道と胃の境目にある下部食道括約部が十分に開かなくなる病気です。食べ物だけでなく水もつかえる、食べた物が口へ戻る、胸が痛む、体重が減る、夜間に逆流…
食道モリニア症
食道モリニア症は、現在は食道カンジダ症、カンジダ性食道炎と呼ばれることが多い病気です。カンジダという真菌が食道で増え、飲み込むときの痛み、食べ物のつかえ感、胸の奥の痛みなどが出ます。症状が目立たず、内視鏡で見つ…
食道・胃静脈瘤
食道・胃静脈瘤は、食道や胃の壁の静脈が膨らんだ状態です。静脈瘤自体は通常無症状ですが、破れると吐血、黒色便、めまい、冷や汗などを起こし、大量出血では命に関わります。吐血や黒い便が出たときは、出血量が少なく見えて…
食道潰瘍
食道潰瘍は、食道粘膜に比較的深い傷ができた状態で、食道炎に伴って見つかることもあります。胸やけ、飲み込むときの痛み、食べ物がつかえる感じ、胸痛などが現れます。吐血、黒色便、食べ物や水分が飲み込めない、強い胸痛が…
食道炎
食道炎は食道の粘膜に炎症が起きた状態です。胸やけ、酸っぱいものが上がる感じ、飲み込むときの痛みやつかえ、胸の痛みなどがみられます。ただし胸の痛みを食道炎と決めつけてはいけません。数分以上続く胸痛、息切れを伴う胸…
食道狭窄
食道狭窄は、食道が実際に狭くなり、食べ物が通りにくくなる状態です。初めは固形物がつかえ、進むと柔らかい食事や飲み物も飲みにくくなることがあります。飲み込みにくさ、体重減少、食事の逆流などがある場合は早めに消化器…
食道神経症
「食道神経症」は、胸の違和感、飲み込みにくさ、食べ物のつかえなどをまとめて呼んだ古い表現です。現在は症状を分けて調べ、食道の形や動き、胃食道逆流などで説明できない場合に、食道の感覚過敏や脳と消化管の情報処理が関…
食道裂孔ヘルニア
食道裂孔ヘルニアは、胸とお腹を隔てる横隔膜の食道が通る穴から、胃の一部が胸側へ出る状態です。よくある滑脱型は症状がないこともあります。一方、胃酸が食道へ逆流しやすくなると、胸やけ、酸っぱいものが上がる感じ、胸の…