安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

腎盂腎炎の症状

腎盂腎炎についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

腎盂腎炎(じんうじんえん)とは、腎盂や腎実質が細菌感染により引き起こされる炎症です。血尿や尿の混濁、発熱などが特徴とされるほか、突然の腹痛や背中の痛み、吐き気、排尿痛などの症状も挙げられます。

急性腎盂腎炎の場合は38度以上の高熱がでることが特徴です。一般には先天的に尿路に障害を持つ小児や前立腺肥大症の患者に多い病気です。放置したり、治療が遅れたりすると慢性化し、慢性腎盂腎炎になることもあります。

 

腎盂腎炎の原因

腎盂腎炎は細菌が膀胱から尿管を逆流し、腎盂や腎実施に感染して強い炎症を起こすために生じる病気です。上気道炎などから、細菌が血液を通って腎臓に感染する血行性のもの、性交渉による感染などが原因となります。急性腎盂腎炎の場合、原因となる細菌は大腸菌でることが多いのですが、慢性腎盂腎炎の場合は大腸菌以外の細菌によるケースも多く見られます。

なお膀胱病感逆流や、腎臓または尿管の結石、尿管狭窄があると起こりやすく、再発を繰り返すと慢性腎盂腎炎に移行する場合もあります。

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腎盂腎炎の治療法

腎盂腎炎は、急性の場合抗菌薬による治療が効果的です(ただし、どの細菌により炎症を起こしているのかを調べる必要があります)。また、安静にして水分補給をこまめに行うことも大切です。一般的には1週間程度で治療が可能です。

対して、慢性腎盂腎炎の場合も抗菌薬で治療しますが、長期にわたる服用が必要で、細菌の種類によって薬の種類や量を調整します。また、膀胱尿管逆流や結石、尿管狭窄が原因で治りにくくなっている場合は手術が必要になります。この基礎疾患が改善しない場合、腎臓に負担を掛けて腎障害を引き起こします。

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腎盂腎炎に関するQ&A

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