病気診断.net病名・症状から調べる病気の辞典

この分類の病気・症状

36件
  • IgA腎症

    IgA腎症(アイジーエーじんしょう)は、IgAという免疫に関わるタンパク質が腎臓の糸球体に沈着し、炎症を起こす病気です。慢性糸球体腎炎の一つで、初期は症状がなく、健診や学校検尿で血尿・尿タンパクを指摘されること…

  • アルポート症候群

    アルポート症候群は、腎臓の糸球体のろ過膜を支えるIV型コラーゲンに関わる遺伝性の病態です。持続する血尿や尿たんぱくがあり、腎機能が低下する場合があります。感音性難聴や水晶体・網膜などの眼の変化を伴うこともありま…

  • シスチン尿症

    シスチン尿症は、腎臓でシスチンなどのアミノ酸を十分に再吸収できず、尿中にシスチンが多く出る遺伝性の病態です。溶けにくいシスチンが結晶・結石になり、血尿や腰・脇腹の強い痛み、尿の通り道の閉塞や感染などを起こします…

  • ネフローゼ症候群

    ネフローゼ症候群は、尿へ大量のタンパクが漏れ、血液中のアルブミンが低下する状態を示す病名です。一つの原因だけで起こる病気ではありません。まぶたや脚のむくみ、体液がたまることによる体重増加、尿の泡立ち、だるさなど…

  • ハートナップ病

    ハートナップ病は、腸と腎臓で特定のアミノ酸を運ぶ働きに障害がある、まれな遺伝性の病態です。尿に中性アミノ酸が多く出ますが、症状のない人も多くいます。症状が出る場合は、日光に当たる部位の発疹、動作や歩行のふらつき…

  • バーター症候群

    バーター症候群は、生まれつき腎臓の尿細管で塩分などを再吸収する働きに異常があり、尿へ失われることで電解質や水分のバランスが乱れる病気です。低カリウム血症や代謝性アルカローシスを伴い、尿が多い、のどが渇く、脱力・…

  • ファンコニー症候群

    ファンコニー症候群(ファンコーニ症候群)は、腎臓の近位尿細管で、本来体内へ戻す複数の成分を十分に再吸収できず、尿へ失う病態です。糖、リン、重炭酸、アミノ酸などの喪失により、脱水や電解質・酸とアルカリの異常、骨の…

  • リドル症候群

    リドル症候群は、腎臓の尿細管でナトリウムを再吸収する働きが過剰になり、高血圧などを生じる、まれな遺伝性の病気です。小児期など若い年齢で高血圧に気づかれることが多い一方、成人になって診断される場合もあります。低カ…

  • ループス腎炎

    ループス腎炎は、全身性エリテマトーデス(SLE)に伴って腎臓に炎症や障害が起こる病気です。尿タンパク、血尿、むくみなどが見られ、ネフローゼ症候群や腎機能低下を来すこともあります。SLEによる発熱、だるさ、関節や…

  • 原発性ネフローゼ症候群

    原発性(一次性)ネフローゼ症候群は、明らかな原因疾患がある二次性ネフローゼ症候群を除外したうえで診断する腎疾患群です。大量の尿タンパクと低アルブミン血症を伴い、まぶたや脚などのむくみ、体重増加、だるさなどが見ら…

  • 多発性嚢胞腎

    多発性嚢胞腎(PKD)は、腎臓に液体のたまった袋である嚢胞が多くできる遺伝性の病気です。常染色体顕性(優性)のADPKDと、常染色体潜性(劣性)のARPKDがあります。ADPKDは成人で見つかることが多く、初め…

  • 尿毒症

    尿毒症は、腎臓の働きが大きく低下し、老廃物の蓄積などによって全身に症状が生じる状態です。食欲低下、吐き気、強いだるさ、かゆみ、考えにくさなどが現れ、重い場合には意識の変化やけいれん、心膜炎などを伴います。進行し…

  • 尿細管性アシドーシス

    尿細管性アシドーシス(RTA)は、腎臓の尿細管による酸とアルカリの調節がうまく働かず、血液が酸性に傾く病態です。主に1型(遠位型)、2型(近位型)、4型(高カリウム型)に分けます。1・2型ではカリウム低下、4型…

  • 尿道狭窄

    尿道狭窄は、膀胱から体外へ尿が出る通り道が、傷あと(瘢痕)などによって狭くなる状態です。尿の勢いが弱い、排尿に時間がかかる、尿が途切れる、残尿感や頻尿などがみられます。軽い場合には症状に気づかないこともあり、進…

  • 心因性頻尿(神経性頻尿)

    心因性頻尿は、トイレに行けないことへの不安や緊張などの心理的な要因が、頻繁な尿意や排尿に関わる状態です。リラックス時や睡眠中に軽くなる傾向はありますが、それだけで診断はできません。若い男性だけの問題ではなく、子…

  • 急性糸球体腎炎

    急性糸球体腎炎は、血液をろ過する糸球体に急に炎症が起こり、血尿、尿タンパク、尿量の低下、むくみ、血圧上昇などが見られる状態です。原因は一つではありません。代表的な溶連菌感染後糸球体腎炎は、のどや皮膚の感染後に免…

  • 急性腎障害(AKI、旧称:急性腎不全)

    急性腎障害(AKI)は、腎臓の働きが短期間で低下する状態です。軽症では自覚症状がないこともあり、尿量が減らない場合もあります。進行すると尿量の減少、むくみ、吐き気、息苦しさ、意識の変化などが起こりえます。血液中…

  • 慢性糸球体腎炎

    慢性糸球体腎炎は、糸球体の炎症や障害が長い経過をたどる病気の総称です。一つの原因や病型だけを指すものではありません。血尿や尿タンパク、血圧上昇が見られ、自覚症状が乏しく健診で発見される場合もあります。むくみ、だ…

  • 続発性ネフローゼ症候群

    続発性(二次性)ネフローゼ症候群は、ほかの病気や薬などが原因で、大量の尿タンパクと低アルブミン血症が生じる状態です。むくみ、体液がたまることによる体重増加、だるさなどが見られます。成人だけでなく小児にも起こりま…

  • 腎嚢胞(単純性腎嚢胞)

    腎嚢胞は腎臓に液体のたまった袋ができた状態です。この記事は単純性腎嚢胞を扱います。多くは良性で症状がなく、健診やほかの目的の超音波・CTなどで偶然見つかります。ただし、まれに大きな嚢胞の圧迫、感染や出血、尿の流…

  • 腎外傷

    腎外傷は、交通事故、転落、スポーツなどで強い衝撃を受け、腎臓が傷つくことです。腎損傷とも呼びます。腰・わき腹・腹部の痛みや血尿が生じることがありますが、血尿が出ない場合もあります。出血や尿漏れを伴う場合があり、…

  • 腎性尿崩症

    腎性尿崩症は、腎臓が抗利尿ホルモン(バソプレシン/ADH)に十分反応できず、水分を尿から取り戻しにくくなる病気です。薄い尿が大量に出て、強い喉の渇きや多飲が起こります。 水分を補えないと脱水や高ナトリウム血症に…

  • 腎性糖尿

    腎性糖尿は、血糖値が高くないのに尿へブドウ糖が出る状態です。腎臓の尿細管でブドウ糖を血液へ戻す働きに関係します。尿に糖が出ることだけでは、糖尿病とも腎性糖尿とも診断できません。 腎性糖尿だけがみられる人は、症状…

  • 腎梗塞

    腎梗塞は、腎臓へ血液を送る腎動脈やその枝の血流が妨げられ、腎臓の組織が傷む病気です。突然のわき腹・腹部・背中の痛み、吐き気や嘔吐、血尿、尿量の変化などが現れますが、症状に乏しいこともあります。片側だけでなく両側…

  • 腎皮質壊死

    腎皮質壊死は、腎臓の外側の部分である皮質への血流が大きく損なわれ、組織が壊死するまれな病態です。急性腎障害を起こし、尿が急に減る・出なくなる場合があります。体調や検査の変化を、原因となる病気と合わせて評価します…

  • 腎盂腎炎

    腎盂腎炎は、主に細菌が腎盂や腎臓に感染して起こる病気です。発熱、寒気、背中や脇腹の痛み、だるさ、吐き気・嘔吐などが見られます。排尿時の痛みや頻尿を伴うこともありますが、それらがない場合もあります。この記事は急性…

  • 腎硬化症

    腎硬化症は、高血圧に関連して腎臓の細い血管や糸球体が傷み、腎機能が低下する病気です。長い経過で進む病態は良性腎硬化症と呼ばれますが、『良性』でも検査と治療は必要です。自覚症状が乏しいまま進むことがあります。急速…

  • 腎結石・尿管結石

    腎結石・尿管結石は、尿中の成分が固まった結石が腎臓や尿管にある状態です。腎臓内では症状がないこともありますが、尿管に詰まると急なわき腹・腰・下腹部の痛み、血尿、吐き気などが起こります。感染や尿の流れの閉塞を伴う…

  • 腎臓がん

    ここでは、腎臓で尿をつくる組織から生じる腎細胞がんを説明します。尿が集まる場所にできる腎盂がんとは性質や治療が異なります。早期には無症状のことが多く、画像検査で偶然見つかります。血尿、背中や腰の痛みなどがある場…

  • 腎血管筋脂肪腫

    腎血管筋脂肪腫は、血管・平滑筋・脂肪からなる腎臓の腫瘍です。通常の型は良性で、健診などの画像で偶然見つかることがあります。症状がなくても経過を確認する場合があり、出血すると腰・わき腹の痛みや血尿が生じます。大量…

  • 腎静脈血栓症

    腎静脈血栓症は、腎臓から血液を送り出す静脈に血栓ができ、血流を妨げる病気です。ゆっくり進行して症状が乏しい場合もあれば、急に発症して背中・脇腹の痛み、血尿、尿量の減少、吐き気などが出る場合もあります。腎臓の機能…

  • 腹圧性尿失禁

    腹圧性尿失禁は、咳・くしゃみ、走る、重い物を持つなど、お腹に力がかかったときに意図せず尿が漏れる状態です。女性に多く、妊娠・出産後などにもみられます。突然の強い尿意とともに漏れる切迫性尿失禁とは区別しますが、両…

  • 膀胱尿管逆流症

    膀胱尿管逆流症(VUR)は、膀胱にたまった尿が尿管、場合によっては腎臓側へ逆流する状態です。逆流自体で症状が出ないこともありますが、尿路感染症を繰り返す、出生前後の超音波で異常を指摘されるなどのきっかけで見つか…

  • 遊走腎

    遊走腎は、寝た姿勢と立った姿勢などで腎臓の位置が通常より大きく変わる状態です。腎下垂や腎下垂症という言葉も使われますが、位置の変化だけを指す場合と、症状を伴う場合を区別する説明があります。無症状のこともあり、症…

  • 過活動膀胱

    過活動膀胱は、突然起こる我慢しにくい強い尿意(尿意切迫感)を中心に、昼間の頻尿や夜間に排尿のために起きる症状などがある状態です。トイレに間に合わず漏れる切迫性尿失禁を伴うこともありますが、尿漏れのない人もいます…

  • 難治性ネフローゼ症候群

    難治性ネフローゼ症候群は、適切な治療を行っても十分な改善が得られない状態を指します。国内の成人の一次性ネフローゼ症候群の診断・治療指針では、ステロイドと免疫抑制薬を含む種々の治療を6か月行っても、完全寛解または…