安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

自己免疫性肝炎の症状

自己免疫性肝炎についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

自己免疫性肝炎(じこめんえきせいかんえん)とは、AIHとも呼ばれる肝炎の一種です。その名前の通り自己免疫の異常により起こる肝炎で統計上40-50歳くらいの女性に多い病気です。難病指定されいています。

自己免疫性肝炎は急性肝炎に見られる全身倦怠感や黄疸、食欲不振などの症状に加えて、発熱、皮膚の発疹、関節痛が現れることもあります。場合によっては無症状であることも多く健康診断などで発見されることも多いです。

その他にも、甲状腺機能低下症や関節リウマチなど、ほかの自己免疫性疾患を併発するケースも多くみられます。進行すると肝硬変に至る危険性もあります。

 

自己免疫性肝炎の原因

自己免疫性肝炎の原因は不明とされていますが、血液検査や副腎皮質ステロイドが効果を示すことから免疫機能が肝細胞を標的として働いてしまうために肝炎を起こすと考えられています。

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自己免疫性肝炎の治療法

自己免疫性肝炎は、免疫抑制に効果がある、副腎皮質ステロイド薬などを用いて治療を行います。ほとんどの場合は効果があり、この治療で効果がでることから、自己免疫性肝炎であると最終診断される場合もあります。
なお、投与期間は長くなりますので、副腎皮質ステロイド薬の投与による様々な副作用(消化性潰瘍・糖尿病・骨粗しょう症など)についても医師と相談しながら、それぞれをしっかり対処していく必要があります。

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自己免疫性肝炎に関するQ&A

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