概要
酒さ様皮膚炎は、顔に赤みや熱感、ひりつき、かゆみ、ニキビのような小さなぶつぶつや膿疱が出る状態です。顔に使ったステロイド外用薬との関連が疑われますが、見た目だけでは通常の酒さ、口囲皮膚炎、接触皮膚炎などと区別できません。顔の症状が続く場合は、使用している塗り薬や化粧品を持って皮膚科に相談してください。
原因
顔へのステロイド外用薬を継続している間や中止後に、酒さに似た症状が現れることがあります。強い薬を長く使った場合に起こりやすいものの、顔の赤みがすべて薬剤性とは限りません。口や鼻、目の周りに出る口囲皮膚炎も似た経過をとります。診断には塗り薬の種類・強さ・使用期間と症状の分布を確認し、もともと治療していた湿疹や他の皮膚病も見分けることが大切です。
治療法
原因となる顔のステロイド外用薬は見直しますが、長く使っていた薬を急にやめると一時的に強く悪化する場合があります。自己判断で中止・再開を繰り返さず、処方医と減らし方や代替治療を相談してください。症状に応じて刺激の少ないスキンケア、抗炎症作用を期待した薬などを選びます。テトラサイクリン系の内服薬を用いることもありますが、ビタミンB2や飲酒・香辛料の制限を全員の基本治療とはしません。改善までの経過と再診時期を確認しましょう。
顔に使った薬を伝える
薬の名前、強さ、塗った場所と期間を受診時に確認しましょう。
似た病気を区別
酒さ、口囲皮膚炎、湿疹などでは対応が異なります。
薬の変更は処方医と計画
急な中止後に症状が強まる場合があるため、再診時期も決めます。