つかえ・体重減少・出血
症状が出た場合は予定の経過観察を待たずに受診してください。
概要
食道の良性腫瘍には平滑筋腫、脂肪腫、ポリープなど複数の種類があります。小さいうちは症状がないことが多く、健診の内視鏡で偶然見つかります。大きくなると飲み込みにくさ、食べ物がつかえる感じ、胸の違和感などが出ることがあります。飲み込みにくさが進む、体重が減る、出血がある場合は受診してください。
原因
平滑筋腫は食道壁の筋肉から生じる良性病変で、発生原因は通常は分かりません。食道に隆起が見つかっても、見た目だけで平滑筋腫と断定できない場合があります。内視鏡や超音波内視鏡で大きさ、深さ、内部の性質を確認し、悪性の可能性を含めて追加検査の要否を判断します。
治療法
診断が明確で症状のない食道平滑筋腫は、専門学会の指針では定期的な内視鏡追跡が不要とされる場合があります。一方、診断が確定していない粘膜下病変は大きさなどに応じて追加評価や追跡を行います。嚥下障害や出血がある、大きくなる、悪性が疑われる場合は内視鏡・外科的切除を検討します。
良性と判断された根拠を確認
内視鏡所見だけで病名が決まらない場合は超音波内視鏡や組織検査の要否を相談します。