脂漏性皮膚炎の症状
脂漏性皮膚炎についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。
脂漏性皮膚炎は、皮膚が痒みを伴って赤くなり、フケ状の白いものがはがれ落ちるようになります。
乾燥してカサカサしたようにみえますが、かゆみは強くありません。
頭部や顔の鼻の横・頬部など皮脂の分泌の多い部分に発症します。
脂漏性皮膚炎の原因
脂漏性皮膚炎は、頭、顔、わきの下など、体の中でも皮脂の分泌が多い部位に細菌が感染したり、汗によって刺激を受けることによって発症するとされていますが、また、遺伝、ストレス、生活習慣など様々な原因も考えられています。
皮脂分泌の盛んな乳児や、20~40歳代の成人にみられます。
脂漏性皮膚炎の治療法
通常は、外用抗真菌薬、抗ヒスタミンやビタミンの内服を用いて治療が行われますが、毎日の入浴や洗顔で皮膚を清潔に保つことで、症状は改善されます。
かさぶたができてしまった場合は、亜鉛華単軟膏や、親水性の軟膏を塗布し、赤くなっている場合には副腎皮質ステロイド薬を使用する場合もあります。
脂漏性皮膚炎の予防としては、バランスの取れた食事、ストレスをためない、睡眠時間の確保、規則正しい生活習慣、皮膚を清潔に保つことなどに努める必要があります。
脂漏性皮膚炎に関するQ&A
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