膝蓋骨亜脱臼症候群の症状
膝蓋骨亜脱臼症候群についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。
膝蓋骨亜脱臼症候群(しつがいこつあだっきゅうしょうこうぐん)は、膝の屈伸運動を行っているときや足を固定したままひねった際に脱臼するもので、激しい痛みを伴います。
自然に整復されるために脱臼に気が付かない場合もありますが、多くの場合は膝が動かなくなり、関節に激しい痛みを伴って腫れ血がたまります。
膝蓋骨亜脱臼症候群の原因
膝蓋骨亜脱臼症候群(しつがいこつあだっきゅうしょうこうぐん)とは、外からの大きな力が膝関節に加わって脱臼する場合もありますが、多くは膝蓋骨(お皿)と大腿骨をつなぐ関節の構造の不適合によって生じます。
膝蓋骨亜脱臼症候群の治療法
受傷直後は患部を湿布で冷やし、消炎治療薬を内服して安静に努める必要があります。
外傷性のものは炎症が治まったあと、テーピングやサポーター等で膝蓋骨を固定することで再び運動することが可能です。
その場合、必要な筋肉を鍛えるために運動療法が行われることもあります。
先天的な構造の不適合が原因で膝蓋骨亜脱臼症が生じている場合には、手術をせずに運動を続けることは難しいとされています。
また、一度起こると習慣化し、反復性脱臼となる場合もあります。
膝蓋骨亜脱臼症候群に関するQ&A
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