食道アカラシアの症状
食道アカラシアについての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。
食道アカラシア(しょくどうあからしあ)とは、食道のぜん動運動と呼ばれる働きに異常が起こり、食堂の筋肉が弛緩しなくなることから、食道に食べ物などが詰まってしまう病気です。
初期には嚥下(飲み込むこと)障害が現れます。このほかにも就寝時の嘔吐などの症状が出ることがあります。なお、食道がんがある場合は、症状が増悪します。
食道アカラシアの原因
食道の蠕動運動は、括約筋が収縮と弛緩を繰り返すことでなりたっていますが、その動きに関する脳からの指令に括約筋がうまく反応できないために発症すると考えられています。指令の伝達障害の原因はウイルスによるものなどが研究されていますが、現時点では不明とされています。
食道アカラシアの治療法
食道アカラシアの治療にはカルシウム拮抗剤が用いられます。また、バルーン療法(内視鏡を用いて狭窄分を広げる治療法)などが行われます。症状の程度が十度の場合には手術が取られることもあります。
食道アカラシアに関するQ&A
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