腫れが軽くても肘外側の痛みは受診
転倒後、肘の外側が痛く腕を動かしたがらないときは、腫れが少なくても整形外科へ相談してください。
概要
上腕骨外顆骨折は、肘の外側にある上腕骨の一部が折れるけがで、子どもに多くみられます。転倒して手をついた後に肘の外側が痛み、腕を動かしたがらなくなります。腫れが目立たない場合もあるため、肘の痛みが続くときは整形外科で診てもらってください。指のしびれや手の色の変化があれば急いで受診します。
原因
転倒して伸ばした手をつくなどして、肘の関節に近い外側の骨に力がかかると起こります。診察では痛む場所、腫れ、手指の動きと感覚を確認し、X線で骨折部と骨片のずれを調べます。小さな骨折は見つけにくいことがあり、必要に応じて撮影方法を工夫します。
治療法
ずれがほとんどなく安定している場合は、肘をギプスなどで固定します。ただし固定中にも後からずれることがあるため、指定された時期に再診・再撮影を受けます。骨片のずれが大きい場合や関節面の位置が保てない場合は、手術で整復・固定を検討します。治り方に影響するため、指定された経過観察を欠かさないことが大切です。
X線で骨片の位置を確認
肘のX線でずれを確認します。小さい骨折では初回の撮影で見えにくいことがあります。
固定中も再撮影を受ける
ギプスで治療する場合も骨片が後からずれていないか、指定された再診で確認します。