手根管症候群の症状
手根管症候群についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。
手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)は、親指、人差し指、中指にこわばりや痛みが生じます。
夜中に症状が強くなる傾向にあります。
症状が進行すると親指付け根の筋肉が萎縮し、細かい作業が行いにくくなります。
手根管症候群の原因
手根管(しゅこんかん)は手の平の付け根部分にあり、管の中を腱と神経が通っています。
「手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)」とは、その腱を包んでいる鞘(腱鞘)が腫れて神経を圧迫し、知覚障害を引き起こすために生じる病気です。
発症原因の多くが手の酷使です。
中年層の女性に発症しやすい病気でもありますが、これは妊娠、出産、閉経などによるホルモンバランスの乱れが原因であると考えられています。
手根管症候群の治療法
手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)の治療は、手首を装具で固定するなどして安静に努めることが重要です。
痛みが強い場合は主根管内に副腎皮質ステロイド薬を注射ますが、症状が改善しない場合には神経の圧迫を解消するために、周囲のじん帯を切除する手術が行われます。
手根管症候群に関するQ&A
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