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胸の異常
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この分類の病気・症状
104件CO₂ナルコーシス
CO₂ナルコーシスは、息を十分に吐き出せず血液中に二酸化炭素が蓄積し、強い眠気や意識障害を起こす危険な状態です。頭痛、ぼんやりする、呼びかけへの反応が鈍い、呼吸が浅いなどの変化が手がかりです。COPDなどの慢性…
じん肺(塵肺)
じん肺は仕事などで特定の粉じんを吸い込み、肺に変化が生じる病気の総称です。はじめは症状が乏しく、進むと咳、痰、動いたときの息切れなどが出ます。石綿による石綿肺、結晶性シリカによる珪肺、石炭粉じんによる炭鉱夫じん…
アナフィラキシーショック
アナフィラキシーは、アレルギー反応などによって短時間に複数の臓器に症状が現れる、命に関わる状態です。じんましん、息苦しさ、のどの締め付け、繰り返す嘔吐などがみられます。血圧が低下して意識の異常などを伴う状態をア…
アミロイドーシス
アミロイドという異常な形のたんぱく質が組織に沈着し、臓器の働きを妨げる病気の総称です。ここでは全身性の病型を中心に説明します。心臓、腎臓、末梢神経などに影響し、息切れ、むくみ、しびれなどが現れます。障害される臓…
インフルエンザ
インフルエンザは、発熱、頭痛、筋肉痛、だるさなどが比較的急に現れるウイルス感染症です。のどの痛みや咳もみられます。小児、高齢者、免疫機能が低下した人などは重症化することがあります。流行時期は年によって変わります…
エプスタイン病(エプスタイン奇形)
エプスタイン病(エプスタイン奇形)は、右心房と右心室を隔てる三尖弁の形成と位置に異常がある先天性心疾患です。三尖弁から右心房へ血液が逆流し、右心室が十分に働きにくくなることがあります。軽い人は長く無症状ですが、…
エボラ出血熱
エボラウイルス病(旧称エボラ出血熱)は、発熱、強いだるさ、筋肉痛、嘔吐、下痢などで始まる重い感染症です。出血は起こり得ますが全員にみられるわけではなく、病名だけで出血を必発と考えないことが重要です。流行地域から…
オウム病
オウム病は、鳥が持つオウム病クラミジア(Chlamydia psittaci)が人に感染して起こる病気です。オウムだけでなくインコ、ハト、家禽などの鳥との接触でも起こります。発熱、頭痛、筋肉痛、乾いた咳などが出…
カルチノイド症候群
カルチノイド症候群は、神経内分泌腫瘍が分泌するセロトニンなどの物質が全身に作用し、顔や首のほてり・赤み、繰り返す下痢、腹痛、喘鳴などを起こす状態です。長く続くと心臓の弁に影響することもあります。ほてりや下痢だけ…
クループ症候群
クループ症候群は、主に乳幼児がウイルスに感染して喉頭の声門下が腫れ、空気の通り道が狭くなる病気です。かぜのような鼻水や咳の後、犬やオットセイが吠えるような咳、かすれ声、息を吸うときの高い音(吸気性喘鳴)が出て、…
サルコイドーシス
サルコイドーシスは、肺や胸のリンパ節、眼、皮膚、心臓などに炎症性の肉芽腫ができる病気です。がんではありませんが、障害される臓器によっては視力や心臓の働きに影響するため、すべてを「良性で自然に治る」と考えることは…
ネフローゼ症候群
ネフローゼ症候群は、尿へ大量のタンパクが漏れ、血液中のアルブミンが低下する状態を示す病名です。一つの原因だけで起こる病気ではありません。まぶたや脚のむくみ、体液がたまることによる体重増加、尿の泡立ち、だるさなど…
パニック症(パニック障害)
パニック症(旧称:パニック障害)は、突然の強い恐怖や不快感とともに動悸、息苦しさ、発汗、めまいなどが出るパニック発作を繰り返し、次の発作への強い心配や行動の変化が続く状態です。発作を一度経験しただけでパニック症…
ファロー四徴症
ファロー四徴症は、心室中隔欠損、右心室から肺への血流を妨げる狭窄、大動脈騎乗、右室肥大という4つの特徴を持つ先天性心疾患です。肺への血流が不足すると、酸素の少ない血液が大動脈へ流れ、唇や爪の色が青紫色になること…
ボツリヌス食中毒
ボツリヌス食中毒は、食品中で作られたボツリヌス毒素を食べて起こる、まれですが命に関わる食中毒です。吐き気や腹痛だけでなく、物が二重に見える、まぶたが下がる、話しにくい、飲み込みにくい、手足の力が入らない、息苦し…
マイコプラズマ肺炎
肺炎マイコプラズマという細菌が原因の肺炎で、子どもや若い成人に多くみられます。発熱やだるさに続き、乾いた咳が長引くことがあります。多くは軽症ですが重症化する例もあり、症状だけで風邪と区別することはできません。
ラッサ熱
ラッサ熱は西アフリカでみられるウイルス性出血熱です。感染しても軽症または無症状の人がいる一方、発熱、強いだるさ、のどの痛み、嘔吐、下痢、出血などを伴い重症化する場合があります。流行地域から帰国後の発熱では、受診…
レジオネラ肺炎
レジオネラ属菌による肺炎です。高熱、咳、息苦しさに加えて下痢や意識の異常がみられる場合もあり、急速に重症化することがあります。肺炎を起こさず自然に改善するポンティアック熱とは経過が異なります。
不整脈
不整脈は、心臓を動かす電気信号の発生や伝わり方に変化が起こり、脈が速い・遅い・不規則になる状態です。種類によって重要性や治療は大きく異なります。 動悸、脈が飛ぶ感じ、息切れ、めまいなどが出る場合も、症状がないま…
低血糖症
低血糖は、血液中のブドウ糖が少なくなった状態です。糖尿病治療中は血糖値70mg/dL未満などを対応の目安にしますが、症状や普段の血糖の状態も合わせて判断します。冷汗、手の震え、動悸、強い空腹感などに加え、集中し…
僧帽弁逸脱症
僧帽弁逸脱症(そうぼうべんいつだつしょう)は、心臓が縮むときに僧帽弁の一部が左心房側へふくらむ状態です。逸脱があっても必ず血液の逆流が起きるわけではなく、多くの人は無症状です。一部では僧帽弁逆流が強くなり、動い…
全般性不安障害
全般性不安障害(GAD)は、健康、家族、仕事、学業、家計など複数のことを過度に心配し、心配を自分で抑えにくく、生活に支障が出る状態です。不安の対象が『何もない』必要はありません。落ち着かなさ、疲れやすさ、集中困…
再生不良性貧血
再生不良性貧血は、骨髄で血液細胞を作る働きが低下し、赤血球・白血球・血小板が減る病気です。貧血による息切れや疲れやすさ、白血球減少による感染、血小板減少による出血などが起こります。重症度には幅があり、治療の選択…
十二指腸潰瘍
胃から続く十二指腸の粘膜が深く傷つく病気です。空腹時や夜間の上腹部痛などがみられますが、痛みの時間だけでは診断できません。吐血や黒い便、突然続く激しい腹痛は出血や穿孔の可能性があり、直ちに受診してください。
咽頭炎
咽頭炎は、鼻や口の奥から食道・喉頭につながる咽頭に炎症が起きた状態です。急性ではのどの痛み、飲み込むときの痛み、発熱、首のリンパ節の腫れなどがみられ、いわゆる「のど風邪」の一部として起こることが多くあります。声…
多発血管炎性肉芽腫症(GPA)
旧称はウェゲナー肉芽腫症で、GPAとも呼ばれます。細い血管の炎症や肉芽腫が生じ、鼻・耳、肺、腎臓などが障害されます。鼻血、難聴、せき、血痰、血尿など、症状は人によって異なり、すべてがそろうとは限りません。
完全大血管転位症(d-TGA)
完全大血管転位症(d-TGA)は、大動脈が右心室から、肺動脈が左心室から出る先天性心疾患です。酸素の少ない血液が体へ、酸素の多い血液が再び肺へ流れる二つの回路になるため、生存には心房・心室の間や動脈管を通る血液…
小児喘息
小児喘息は、気道の炎症を背景に、せきやゼーゼーする呼吸、息苦しさなどを繰り返す病気です。夜や明け方、かぜをひいたとき、運動時などに症状が出ることがあります。乳幼児のゼーゼーする呼吸にはほかの原因もあり、一度の症…
巨赤芽球性貧血
巨赤芽球性貧血は、主にビタミンB12や葉酸の不足で血液の細胞が正常に成熟できなくなり、骨髄に大きな赤芽球がみられる貧血です。疲れやすさ、動悸、息切れのほか、舌の痛みなどが出ることがあります。 ビタミンB12不足…
強直性脊椎炎
強直性脊椎炎は、骨盤の仙腸関節や背骨を中心に炎症が続く体軸性脊椎関節炎の一型です。若い頃から腰やお尻が長く痛み、朝や夜にこわばり、動くと軽くなることがあります。かかとなど腱が骨につく部分、股関節にも症状が出るこ…
心不全
心不全は、心臓の働きに問題があり、息切れ、疲れやすさ、むくみなどが起こる状態です。心臓が血液を押し出す力だけでなく、血液を受け入れる働きの障害でも起こります。原因や経過はさまざまで、突然発症したり、慢性の心不全…
心房細動・心房粗動
心房細動と心房粗動は、心臓の上側の部屋である心房の電気信号が乱れる不整脈です。心房細動では不規則な興奮が起こり、心房粗動では一定の回路を電気信号が回り続けることが多くあります。 動悸、息切れ、疲れやすさなどが出…
心的外傷後ストレス障害(PTSD)
心的外傷後ストレス障害(PTSD)は、命の危険、重いけが、性暴力などに関わる出来事を経験・目撃した後、つらい記憶や悪夢が繰り返しよみがえる、関連する場所や話題を避ける、自分を責める気持ちや不信感が強まる、過度に…
心筋梗塞
心筋梗塞は、心臓の筋肉に血液を送る冠動脈の血流が途絶え、心筋が傷む病気です。胸の圧迫感や強い痛み、冷や汗、息苦しさ、吐き気などがみられます。高齢者や糖尿病のある人では典型的な胸痛が目立たないこともあります。
心筋炎
心筋炎は、心臓の筋肉に炎症が起きる病気です。かぜのような症状の後に胸痛、動悸、息切れ、強い疲労感が現れることがあり、心不全や危険な不整脈につながる場合もあります。胸痛、失神、強い息苦しさがある場合は救急に連絡し…
心臓弁膜症
心臓弁膜症は、心臓の4つの弁のいずれかが開きにくくなる「狭窄」または閉じにくくなる「逆流(閉鎖不全)」を起こす病気の総称です。僧帽弁、大動脈弁に加えて三尖弁や肺動脈弁にも起こります。動いたときの息切れ、疲れやす…
心臓神経症
「心臓神経症」は、胸痛、動悸、息苦しさなどが続き、診察と必要な検査を受けても症状を説明する身体の病気が見つからない場合に用いられることがある古い呼び方です。症状は実際に感じるもので、気のせいという意味ではありま…
急性呼吸不全
急性呼吸不全は、短い時間で呼吸が十分に働かなくなり、血液の酸素が不足したり二酸化炭素がたまったりする危険な状態です。急な強い息苦しさ、呼吸が速い、唇の色が悪い、混乱や強い眠気がある場合は救急車を呼んでください。…
急性呼吸窮迫症候群(ARDS)
急性呼吸窮迫症候群(ARDS)は、肺炎や敗血症、大きなけがなどをきっかけに肺全体に強い炎症が起き、肺胞に液体がたまって急に酸素を取り込みにくくなる重い病態です。原因となる病気の発症後、数時間から数日で強い息苦し…
急性喉頭蓋炎
急性喉頭蓋炎は、空気の通り道にある喉頭蓋に炎症が起き、腫れる病気です。発熱、強いのどの痛み、飲み込みにくさなどが現れます。腫れが進むと息がしづらくなり、短時間で気道が塞がることがあります。
急性心膜炎
急性心膜炎は、心臓を包む薄い膜(心膜)に炎症が起きる病気です。深呼吸や横になると強まり、座って前かがみになると軽くなる胸痛が手掛かりです。心膜に液体がたまることもありますが、すべての人がショックになるわけではあ…
急性気管支炎
急性気管支炎は、気管支に急性の炎症が起こり、咳が主な症状となる病気です。痰、のどの痛み、だるさなどを伴うことがあります。多くは自然に軽快しますが、咳は数週間続くこともあります。息苦しさや発熱が続く場合は、肺炎な…
急性白血病
骨髄で未熟な血液細胞が異常に増える病気で、急性骨髄性白血病(AML)と急性リンパ性白血病(ALL)などに分かれます。正常な血液細胞が減ることで、発熱、感染、息切れ、出血やあざなどが起こりえます。進行が速いため、…
急性胃粘膜病変
急性胃粘膜病変(AGML)は、胃の粘膜に急に生じる出血、びらん、潰瘍などをまとめた呼び方です。みぞおちの痛みや吐き気が出ることもあれば、出血して初めて分かる場合もあります。吐いた物に血が混じる、黒い便が出る、ふ…
急性腎障害(AKI、旧称:急性腎不全)
急性腎障害(AKI)は、腎臓の働きが短期間で低下する状態です。軽症では自覚症状がないこともあり、尿量が減らない場合もあります。進行すると尿量の減少、むくみ、吐き気、息苦しさ、意識の変化などが起こりえます。血液中…
恐怖症性不安障害
恐怖症性不安障害は、特定の物や状況に対する強い恐怖・回避をまとめた旧来の呼び方です。現在は、動物や高所など特定の対象を恐れる特定の恐怖症、逃げにくい・助けを得にくい場所を恐れる広場恐怖症、人から評価される場面を…
慢性副鼻腔炎
慢性副鼻腔炎は、鼻の周りの空洞(副鼻腔)と鼻腔の炎症が続く病気です。鼻づまり、鼻水、のどへ鼻汁が流れる後鼻漏、においが分かりにくい、顔の重さなどが12週間以上続きます。俗に「蓄膿症」と呼ばれることもありますが、…
慢性呼吸不全
慢性呼吸不全は、肺や呼吸の筋肉などの働きが低下し、血液の酸素が不足する状態が1か月以上続くことです。二酸化炭素が増える人もいますが、必ず増えるわけではありません。階段や坂道で息切れし、進むと日常の動作でも苦しく…
慢性気管支炎
慢性気管支炎は、気管支の炎症とたんを伴うせきが長く続く状態です。典型的には、ほかの原因を除外したうえで、たんを伴うせきが一年に3か月以上あり、それが2年以上続く場合を指します。この期間は病名を説明する目安で、受…
慢性胃炎
慢性胃炎は、胃の粘膜に炎症が続く状態です。症状がない人もいますが、みぞおちの痛み、胃の不快感、吐き気などがみられることがあります。症状だけで原因を判断することはできません。 ピロリ菌に感染している場合、胃潰瘍や…
慢性閉塞性肺疾患
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、気道や肺の障害によって空気を十分に吐き出しにくくなる病気です。階段や坂道での息切れ、長引くせき・たんなどがみられます。肺気腫と慢性気管支炎の両方を必ず伴う、という定義ではありませ…
新生児呼吸窮迫症候群
新生児呼吸窮迫症候群(RDS)は、主に早産児で肺胞を開いたままにする肺サーファクタントが不足し、出生直後から呼吸が難しくなる病気です。呼吸が速い、胸や肋骨の間がへこむ、息を吐くときにうなる、唇や皮膚の色が悪いな…
期外収縮
期外収縮は、通常より早いタイミングで心臓に電気信号が発生して収縮する不整脈です。心房から出るものと、心室から出るものがあります。 脈が飛ぶ、胸が強く打つように感じることがありますが、自覚症状のない人もいます。多…
横隔膜ヘルニア(先天性・外傷性)
横隔膜ヘルニアは、胸とお腹を隔てる横隔膜の欠損や損傷から、お腹の臓器が胸側へ入り込む状態です。生まれつきのものは胎児期から肺の発育を妨げ、生まれた直後に強い呼吸障害を起こすことがあります。一方、事故などで横隔膜…
機能性ディスペプシア(旧・機能性胃腸症)
機能性ディスペプシア(FD)は、胃潰瘍やがんなど症状を説明する病気が見つからないのに、みぞおちの痛み、焼ける感じ、食後の胃もたれ、少量で満腹になる感じが続く状態です。かつて「機能性胃腸症」「NUD」と呼ばれたも…
気管支喘息
気管支喘息は、気道の炎症を背景に、せき、ゼーゼー・ヒューヒューという音、胸の苦しさ、息苦しさが繰り返し起こる病気です。夜間・早朝や特定の刺激で症状が出ることがあります。大人になって初めて発症することもあります。…
気管支拡張症
気管支拡張症は、気管支が広がり、慢性的な咳や痰、感染による症状の悪化を繰り返す病気です。普段より痰の量や色、咳、息切れ、だるさが増すときは増悪の可能性があり、早めにかかりつけの呼吸器内科へ相談します。血の混じる…
溶血性貧血
溶血性貧血は、赤血球が通常より早く壊れ、つくる量が追いつかなくなる貧血の総称です。疲れやすさ、息切れ、動悸などに加え、皮膚や白目が黄色くなる黄疸、濃い色の尿、脾臓の腫れなどがみられることがあります。症状や進行の…
無気肺
無気肺は肺の一部または広い範囲がしぼみ、空気が入りにくくなった状態です。小さな範囲では無症状のことが多く、画像検査で見つかります。広い範囲が急にしぼむと息苦しさや低酸素を起こし、肺炎を伴えば発熱・咳・胸の痛みが…
特発性拡張型心筋症
特発性拡張型心筋症は、心臓の主なポンプである左心室が広がり、収縮する力が低下する病気です。「突発性」ではなく、原因が特定できないことを意味する「特発性」が正しい病名です。初めは無症状でも、疲れやすさ、動いたとき…
狭心症
狭心症は、心臓の筋肉に必要な血液と酸素が十分届かず、胸の圧迫感や締め付けられる感じなどが起こる病気です。肩・腕・あご・背中・みぞおちに症状を感じたり、息切れが主な症状だったりすることもあります。 動いたときに起…
甲状腺腫瘍
甲状腺腫瘍は、首の前側にある甲状腺にできる良性・悪性の腫瘍です。甲状腺のしこり(結節)には、腫瘍だけでなく、細胞の増殖や液体がたまるのう胞なども含まれます。しこりがあるだけで、がんとは限りません。 多くはほかの…
百日咳
百日咳は百日咳菌による気道の感染症です。初めは鼻水や軽い咳など風邪に似た症状で、続いて発作のような激しい咳や咳き込んだ後の嘔吐が出ることがあります。咳は数週間から数か月続くこともあります。「ヒュー」という吸い込…
空気嚥下症(呑気症)
空気嚥下症は空気を繰り返し飲み込んで胃や腸にガスが増え、腹部の張り、げっぷ、おならなどが気になる状態です。ただし、げっぷが多い人の全員が空気嚥下症とは限りません。空気が胃に達せず食道からすぐ戻る「胃上部げっぷ」…
縦隔腫瘍
縦隔腫瘍は左右の肺の間にある縦隔にできる腫瘤の総称です。無症状で胸部画像検査から偶然見つかることがあります。大きくなると咳、胸痛、息苦しさ、声のかすれ、飲み込みづらさなどが出ます。顔や首の急な腫れと息苦しさは大…
肋骨骨折
肋骨骨折では、胸を打った後や激しく咳をした後などに、息を吸う・咳をする・体を動かすと強くなる痛みが出ます。打撲でも似た痛みが出るため、痛みだけでは区別できません。大きな事故の後、息苦しさが増す、胸痛が悪化する、…
肺がん
肺がんは気管支や肺胞の細胞から生じるがんで、他の臓器から肺に転移したがんとは区別します。非小細胞肺がんと小細胞肺がんでは治療方針が異なります。早期には症状がないこともあります。咳・痰が2週間以上続く、血の混じる…
肺化膿症(肺膿瘍)
肺化膿症(肺膿瘍)は、肺の一部が感染で傷み、膿がたまる病気です。発熱、咳、痰、胸の痛み、疲れやすさが出ることがあり、痰が悪臭を帯びたり血が混じったりする場合もあります。ただし高齢者では症状がはっきりしないことも…
肺嚢胞
肺嚢胞は、肺の中に空気を含む袋状の変化です。画像上の『嚢胞』と、肺気腫などに伴う『ブラ(肺大疱)』は厳密には区別されます。単発の小さな嚢胞、巨大なブラ、多数の嚢胞をつくる病気では原因も対応も異なります。検診の画…
肺気腫
肺気腫は、酸素と二酸化炭素を交換する肺胞の壁が壊れ、肺の弾力が失われる変化です。空気を吐き出しにくくなり、動作時の息切れなどにつながります。大きな空気の袋(ブラ)を生じることもありますが、すべての肺気腫を一つの…
肺水腫
肺水腫は、肺の細い血管からしみ出した液体が肺の組織や肺胞にたまり、酸素を取り込みにくくなる状態です。突然の強い息切れ、横になると悪化する呼吸困難、咳、冷や汗、唇の色の変化などが現れます。ピンク色の泡状の痰が出る…
肺炎クラミジア感染症(クラミジア肺炎)
ここでいうクラミジア肺炎は、肺炎クラミジア(Chlamydia pneumoniae)による呼吸器感染症です。性器クラミジアの原因菌による新生児の肺炎や、鳥からうつるオウム病とは別の病気です。のどの痛み、声がれ…
肺炎(はいえん)
肺炎は主に細菌やウイルスなどの感染で肺に炎症が起こる病気です。発熱、咳、痰、息苦しさなどがみられますが、高齢者では典型的な症状が出ないこともあります。診察、胸部画像、血液検査などで調べます。強い息苦しさや意識の…
肺結核
肺結核は、結核菌が肺で増えて起こる病気です。咳や痰、微熱、寝汗、体重減少、だるさが続くことがあります。結核菌に感染したことと、症状が出て人にうつしうる活動性の結核を発病したことは異なります。咳が長引く、血の混じ…
肺線維症
肺線維症は肺の組織が硬くなる「線維化」を示す言葉で、原因も経過も一つではありません。初期には自覚症状がないこともありますが、動いたときの息切れや長く続く乾いた咳が目立ちます。急に息苦しさが強くなる、安静でも息切…
肺血栓塞栓症(肺動脈血栓塞栓症)
肺血栓塞栓症は、血栓が肺動脈をふさぎ、肺への血流と心臓の働きに障害を起こす病気です。多くは脚や骨盤などの深い静脈にできた血栓が、血流に乗って肺へ運ばれます。突然の息苦しさや胸痛、失神などがあり、重い場合は命に関…
肺非結核性抗酸菌症(肺NTM症)
肺非結核性抗酸菌症は、結核菌以外の抗酸菌が肺で増える病気です。菌は水や土など身近な環境におり、結核のように通常人から人へうつる病気ではありません。無症状で画像検査から見つかることもありますが、長く続く咳、たん、…
胃切除後症候群(胃切除後障害)
胃切除後症候群は、胃を切除・再建したあとに起こる食事や栄養、体調の問題の総称です。胃が小さくなる、またはなくなることで、少量で満腹になる、食後の腹痛・下痢・動悸や冷や汗、胸やけ、体重減少などが起こります。食後す…
胃潰瘍
胃の粘膜が深く傷つく病気です。みぞおちの痛み、吐き気などが現れますが、無症状の場合もあります。吐血、タール状の黒い便、突然の強い腹痛は出血や穿孔の可能性があり、速やかな受診が必要です。内視鏡や必要に応じた組織検…
胃酸過多症
『胃酸過多症』は胃酸が多いと考えられるときに使われることがある言葉ですが、胸やけや胃痛があるだけで胃酸の分泌量が多いと証明されたわけではありません。胸やけや酸っぱいものが上がる感じは胃食道逆流症で、みぞおちの痛…
胃食道逆流症
胃食道逆流症(GERD)は、胃の内容物が食道に逆流し、胸やけや酸っぱいものが上がる感じなどの症状、または食道粘膜の傷害を起こす病気です。内視鏡で食道炎が見える人も、見えない人もいます。のどの違和感や声がれだけで…
胸腺腫
胸腺腫は胸の中央前方にある胸腺から発生する腫瘍です。無症状で胸部画像検査から見つかることがあります。大きくなると咳、胸痛、息切れ、声のかすれなどが出ることがあります。重症筋無力症を伴う場合は、まぶたが下がる、物…
胸膜炎
胸膜炎は、肺と胸の内側を覆う胸膜に炎症が起きた状態です。息を吸う、咳をする、くしゃみをすると鋭い胸の痛みが強まることが典型的です。胸膜炎に伴って胸水(胸膜の間に液体がたまること)が生じる場合もありますが、胸膜炎…
胸部大動脈瘤
胸部大動脈瘤は、胸の中を通る大動脈が一部広がった状態です。症状がないまま画像検査で見つかることが多いですが、瘤が周囲を圧迫すると声のかすれ、飲み込みにくさ、胸や背中の違和感などが出ることがあります。突然の強い胸…
膿胸
膿胸は、肺を包む胸膜の間の空間(胸腔)に膿がたまる重い感染症です。肺炎に続いて起こることが多く、発熱、胸の痛み、咳、息苦しさがみられます。高齢者や持病のある人では症状がはっきりしないこともあります。呼吸が苦しい…
自然気胸
自然気胸は、外傷などによらず肺から胸膜腔へ空気が漏れ、肺が広がりにくくなる状態です。突然の胸痛や息苦しさが代表的な症状ですが、痛みの強さには個人差があります。 肺に明らかな基礎疾患がない原発性と、COPDや間質…
褐色細胞腫
褐色細胞腫は、副腎髄質の細胞から生じる腫瘍です。関連する副腎以外の腫瘍をパラガングリオーマと呼び、合わせてPPGLと扱います。 カテコールアミンというホルモンを過剰に出すと、高血圧、動悸、頭痛、発汗などが起こり…
転移性肺腫瘍
転移性肺腫瘍(肺転移)は、肺以外で始まったがんの細胞が肺に広がってできた病変です。肺から始まる原発性肺がんとは治療の考え方が異なります。がんの経過観察中の画像検査で、症状がないまま見つかることもあります。大きさ…
過換気症候群
過換気症候群は、必要以上に速い・深い呼吸が続いて血液中の二酸化炭素が減り、息苦しさ、動悸、めまい、手足のしびれなどが起きる状態です。
過敏性腸症候群
過敏性腸症候群(IBS)は、腹痛と排便の回数や便の形の変化が繰り返し生じる病気です。下痢型、便秘型、両方を繰り返す混合型などがあり、日常生活に支障を来すこともあります。診断には症状の経過と他の病気を疑う徴候の確…
重症筋無力症
重症筋無力症は、神経から筋肉へ命令を伝える部分に自己免疫の異常が起こり、筋力が低下する病気です。まぶたが下がる、物が二重に見える、手足や首が疲れやすい、話しにくい、飲み込みにくいなどの症状が現れます。症状は動作…
鉄欠乏性貧血
鉄欠乏性貧血は、体内の鉄が不足し、酸素を運ぶヘモグロビンを十分につくれなくなる貧血です。疲れやすさ、動悸、息切れ、めまい、顔色の悪さなどが出ますが、軽い場合は自覚症状がなく、健診で分かることもあります。 症状だ…
顎関節脱臼
顎関節脱臼は、下あごの関節が正常な位置から外れ、口を開いたまま閉じられなくなる状態です。耳の前の痛み、よだれ、話しにくさ、かみ合わせのずれを伴うことがあります。口が閉じられないときは無理に押し戻さず、速やかに歯…
顎骨骨折
顎骨骨折は上あごまたは下あごの骨が折れた状態です。顔を打った後に腫れ・痛み・口の出血、かみ合わせの変化、口の開け閉めのしにくさ、唇やあごのしびれがあれば骨折を疑います。ぶつけた場所から離れた顎関節付近が折れる場…
風邪
一般に風邪(普通感冒)は、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳などがみられる急性の呼吸器感染症です。多くは自然に改善します。似た症状でもインフルエンザや肺炎などの場合があり、症状だけで原因を決めつけることはできません…
食道がん
食道がんは、食道の内側の粘膜から生じるがんです。日本では扁平上皮がんが多いものの、腺がんなどもあり、組織型や広がりによって治療方針が変わります。早期は自覚症状がないことが多く、進行すると飲食時の胸の違和感やつか…
食道けいれん
食道けいれん(遠位食道けいれん)は、飲み込んだものを胃へ送る食道の収縮が一部で通常より早く起こる食道運動障害です。胸の中央の痛みや、固形物・飲み物のつかえが起こります。ただし胸痛だけで食道けいれんとは判断できず…
食道・胃静脈瘤
食道・胃静脈瘤は、食道や胃の壁の静脈が膨らんだ状態です。静脈瘤自体は通常無症状ですが、破れると吐血、黒色便、めまい、冷や汗などを起こし、大量出血では命に関わります。吐血や黒い便が出たときは、出血量が少なく見えて…
食道潰瘍
食道潰瘍は、食道粘膜に比較的深い傷ができた状態で、食道炎に伴って見つかることもあります。胸やけ、飲み込むときの痛み、食べ物がつかえる感じ、胸痛などが現れます。吐血、黒色便、食べ物や水分が飲み込めない、強い胸痛が…
食道炎
食道炎は食道の粘膜に炎症が起きた状態です。胸やけ、酸っぱいものが上がる感じ、飲み込むときの痛みやつかえ、胸の痛みなどがみられます。ただし胸の痛みを食道炎と決めつけてはいけません。数分以上続く胸痛、息切れを伴う胸…
食道狭窄
食道狭窄は、食道が実際に狭くなり、食べ物が通りにくくなる状態です。初めは固形物がつかえ、進むと柔らかい食事や飲み物も飲みにくくなることがあります。飲み込みにくさ、体重減少、食事の逆流などがある場合は早めに消化器…
食道神経症
「食道神経症」は、胸の違和感、飲み込みにくさ、食べ物のつかえなどをまとめて呼んだ古い表現です。現在は症状を分けて調べ、食道の形や動き、胃食道逆流などで説明できない場合に、食道の感覚過敏や脳と消化管の情報処理が関…
食道裂孔ヘルニア
食道裂孔ヘルニアは、胸とお腹を隔てる横隔膜の食道が通る穴から、胃の一部が胸側へ出る状態です。よくある滑脱型は症状がないこともあります。一方、胃酸が食道へ逆流しやすくなると、胸やけ、酸っぱいものが上がる感じ、胸の…
高血圧症
高血圧症は、血圧が高い状態が続く病気です。自覚症状が乏しくても、脳卒中や心臓・腎臓の病気のリスクを高めます。診察室では収縮期(上の血圧)140mmHg以上、または拡張期(下の血圧)90mmHg以上が診断の基準で…