概要
ここでいうクラミジア肺炎は、肺炎クラミジア(Chlamydia pneumoniae)による呼吸器感染症です。性器クラミジアの原因菌による新生児の肺炎や、鳥からうつるオウム病とは別の病気です。のどの痛み、声がれ、発熱、長引く咳などがみられ、気管支炎や肺炎になることもあります。多くは軽症ですが、肺炎が重くなる場合もあります。息苦しさ、胸痛、発熱が続く場合や基礎疾患がある場合は医療機関に相談してください。
原因
感染した人の咳やくしゃみに伴う飛沫などを通じて人から人へ広がります。症状だけで原因菌を断定することはできません。医師は診察に加え、肺炎が疑われれば胸部画像などで確認し、必要に応じて病原体の核酸検査などを検討します。一般的な風邪や他の肺炎との区別も必要です。
治療法
治療が必要と判断された場合は、病状や年齢などに応じた抗菌薬を医師が選びます。軽い感染は自然に改善することもあり、咳だけを根拠に抗菌薬を自己判断で使いません。呼吸状態が悪い場合は肺炎の重症度を評価し、酸素投与や入院を含めて対応します。咳が続く場合は治療後も再評価を受けてください。
似た名前の病気を区別
肺炎クラミジア感染症は新生児の性器クラミジア関連肺炎やオウム病と原因菌・感染経路が異なります。
息苦しさや長引く発熱は診察へ
咳だけでは原因を決められません。息苦しさ、胸痛、熱の持続があれば肺炎の評価を受けます。
肺炎かどうかを先に評価
診察と胸部画像で肺炎を確認し、必要な場合に病原体検査を検討します。
抗菌薬は必要性を判断して使う
軽症では自然改善もあります。医師が適応と種類を判断します。