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恐怖症性不安障害

最終改定日:

生活に支障があれば相談

通学・仕事・外出に影響が続く場合、精神科や心療内科などへ相談できます。

概要

恐怖症性不安障害は、特定の物や状況に対する強い恐怖・回避をまとめた旧来の呼び方です。現在は、動物や高所など特定の対象を恐れる特定の恐怖症、逃げにくい・助けを得にくい場所を恐れる広場恐怖症、人から評価される場面を恐れる社交不安症などを分けて考えます。恐怖や回避が続き、通学・仕事・外出などに支障が出る場合は治療の相談ができます。広場恐怖症が必ずパニック発作から始まるわけでも、社交不安症の人が必ず外出できなくなるわけでもありません。

原因

一つの原因で決まるわけではありません。怖い体験、周囲から学んだ反応、家族歴など複数の要因が関係する場合がありますが、恐怖を感じる本人の努力不足ではありません。診察では何を怖いと感じるか、どの場面を避けるか、どのくらい続くか、生活への影響を伝えます。強い動悸や息苦しさなどがある場合は、身体の病気や薬・カフェインなど他の要因も含めて評価します。

治療法

認知行動療法は有力な選択肢です。恐怖を感じる場面に少しずつ向き合う曝露療法は、医療者や心理職と目標を決め、負担を調整しながら進めます。いきなり一人で怖い場面に飛び込む必要はありません。社交不安症や広場恐怖症などでは、状態に応じて薬を検討することもあります。治療法は恐怖の種類、生活への影響、本人の希望に合わせて相談してください。過去の体験の原因を探り当てられなくても治療は可能です。

怖い場面と回避を伝える

対象、場所、人前などどんな場面で不安が出るか、避けていることと生活への影響を整理します。

曝露は段階を決めて進める

認知行動療法や曝露療法は支援者と小さな目標から始め、無理に一人で耐えないでください。

参考資料

  1. PhobiasNHS
  2. Overview - AgoraphobiaNHS
  3. Social anxiety (social phobia)NHS
  4. Treatment - AgoraphobiaNHS
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