僧帽弁逸脱症の症状
僧帽弁逸脱症(ぼうそうべんいつだつしょう)とは、心臓にある僧帽弁と呼ばれる弁が左心房側に落ち込む状態を指す心臓弁膜症の一種です。僧帽がきちんと閉じないために左心室から左心房への血液の逆流が起こります。また、僧帽弁閉鎖不全症や不整脈などが起こりやすくなります。
程度が軽い場合は治療の必要すらない場合もありますが、胸痛や不整脈、動悸、めまい、失神といった症状が起こる場合もあります。
僧帽弁逸脱症の原因
僧帽弁逸脱症は僧帽弁の変性によって発症します。女性に見られやすい病気で罹患率は男女比で約2倍です。遺伝的な影響の他にも、心筋梗塞や心筋症、感染性心内膜炎が原因となり弁の変性が生じると考えられています。
僧帽弁逸脱症の治療法
他の心臓病などがなく、症状もとくにない場合は僧帽弁逸脱症の治療の必要はありません。
息切れや胸痛などがある場合は、心臓の負担を軽減するためにβ遮断薬を用い、重症の場合は手術を行います。最近は、僧帽弁を修復する僧帽弁形成術も行われるようになっています。
僧帽弁逸脱症に関するQ&A