胃切除後症候群の症状
胃切除後症候群についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。
胃切除後症候群(いせつじょごしょうじょうぐん)は、胃の切除手術を行った後の患者にみられる様々な障害をまとめて指します。手術直後に現れることが多いですが、手術後数ヶ月~数年経過後に症状が出るケースもあります。
・小胃症状
切除により胃の大きさが小さくなったことによる、小食現象です。わずかな量を食べただけで胃の膨満感を感じることで十分な量の食事ができません。
・ダンピング症候群
胃が切除されたことに伴い、食べた食事が短い時間しか胃の中にとどまらず、すぐに腸の中に入っていってしまうために起こる症状です。食後すぐ起こるものを「早期ダンピング症候群」、食後数時間後に起こるものを「晩期ダンピング症候群」と呼びます。
・下痢
胃が小さくなっていることから、食べ物が十分に消化されないまま腸に入るので、消化不良を起こして下痢の症状が現れます。
・貧血
胃の切除後ある程度時間がたってから起こることが多い症状です。胃が切除されたことに伴い、鉄分やビタミンの吸収が難しくなることで「鉄欠乏性貧血」「巨赤芽球性貧血」が起こります。
なお、貧血以外にも胃酸分泌量の減少などとも無い、栄養の吸収が難しくなり様々な栄養障害をきたす場合があります。
・輸入脚症候群
胃の切除に伴い、小腸と胃が接合された場合など腸液(胆汁など)が胃に逆流して起こる嘔吐現象です。特別な胃切除手術を行った場合に起こる症状です。
胃切除後症候群に関するQ&A
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