唾液を飲めない・息が苦しいときは119番
強いのどの痛みで唾液を飲み込めない、息を吸うと音がする、呼吸が苦しいときは、気道が塞がる危険があります。119番で救急車を呼び、楽な姿勢で待ちます。口の奥を無理にのぞいたり、舌を押さえて確認したりすることは避けてください。
概要
急性喉頭蓋炎は、空気の通り道にある喉頭蓋に炎症が起き、腫れる病気です。発熱、強いのどの痛み、飲み込みにくさなどが現れます。腫れが進むと息がしづらくなり、短時間で気道が塞がることがあります。
原因
喉頭蓋は舌の奥にある軟骨で、飲み込むときに食べ物などが気道へ入るのを防ぐ役割を担います。インフルエンザ菌や肺炎球菌などの感染が原因になります。原因となる病原体は年齢などによって異なります。
治療法
強いのどの痛みに加え、唾液を飲み込めない、呼吸が苦しい、息を吸うと音がするなどの症状があれば、気道が塞がるおそれがあります。119番で救急車を呼び、楽な姿勢で待ってください。口の奥を無理にのぞくなど、刺激を与えることは避けます。
医療機関では気道を確保できる体制で評価し、必要に応じて呼吸を助ける処置や感染に対する治療を行います。
検査より先に、呼吸を守る処置が必要な場合も
急性喉頭蓋炎は急速に悪化し、入院が必要になることがあります。気道が危険なときは、詳しい検査を待たず呼吸を助ける処置を優先します。抗菌薬などで炎症の原因に対応しますが、治療の組み合わせは重症度によって異なります。自宅の薬だけで様子を見続けないでください。