安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

ファロー四徴症の症状

ファロー四徴症についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

ファロー四徴症(ふぁろーしちょうしょう)は、酸素が不足している血液が全身を巡るために、顔、手、足、唇などが紫色になるチアノーゼという症状が現れ、息切れ、呼吸困難を伴った発作も引き起こします。
出生直後にチアノーゼがみられることで病気に気付くことが多くなっています。
それ以降に症状が出る場合には、体重の増加がみられない、ミルクの飲みが悪い、よく汗をかくなどの症状がみられます。
爪が大きく、丸い太鼓のバチのような形になる「バチ指」がみられます。

 

ファロー四徴症の原因

ファロー四徴症とは、肺動脈狭窄症、心室中隔欠損、大動脈騎乗、右心室肥大という4つの先天性心臓疾患が同時に起きている状態をいいます。
ファロー四徴症の発症原因は分かっていませんが、22番目染色体の欠損によって生じられていると一部では考えられています。

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ファロー四徴症の治療法

ファロー四徴症による発作を引き起こした場合、酸素吸入と発作予防のための薬を服用する必要があります。チアノーゼが現れた場合は膝を抱きかかえて体育座りのような姿勢(蹲踞(そんきょ))をとらせるようにします。
発作が防げない場合、またはチアノーゼがみられる場合には生後6ヶ月以前に手術が行われることもありますが、通常は1歳前後を待って外科療法が行われます。
外科療法は心室中隔欠損のパッチ閉鎖と肺動脈狭窄の解除の二つを組み合わせて根治術が一般的です。

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ファロー四徴症に関するQ&A

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