シラミ病の症状
シラミ病についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。
シラミ病は、頭皮、体、陰毛部に強いかゆみを生じるものです。
掻きすぎてしまうと傷が生じ、細菌に二次感染して化膿してしまうこともあります。
シラミ病の原因
シラミ病とは、人に寄生するシラミによって生じる感染症です。
原因となるシラミには、頭部に寄生する「アタマジラミ」、衣服や寝具につく「コロモジラミ」、主に陰毛部に寄生する「ケジラミ」とに大別されます。
「ケジラミ」は主に皮膚の接触、性交渉などによって人から人へと感染を広げ、「コロモジラミ」は衣服や寝具の縫い目などから人へと感染します。「アタマジラミ」は帽子ヘアブラシを介して感染することが多くなっています。
強いかゆみは、吸血時にシラミが皮膚内に唾液腺分泌物を注入することによって生じるものです。
シラミ病の治療法
シラミへの駆除剤を患部へと散布・塗布する治療が一般的です。
頭部であれば駆除剤を含むシャンプーで洗って治療します。また、シラミの卵は薬では完璧に除去することが難しいため手作業での除去となります。
目が細かいクシやシラミの駆除剤が塗布されたクシで髪をとかし、丁寧に取り除きます。
また、衣類や寝具も熱湯で消毒する必要があります。
シラミ病に関するQ&A
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