安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

分娩まひの症状

分娩まひについての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

分娩まひは、出産時に赤ちゃんが圧迫を受けて脳の神経の一部が損傷することによる麻痺(まひ)障害です。損傷した部分によって症状の現れ方が異なります。

・上腕神経叢まひ(じょうわんしんけいそうまひ)
片方の腕が垂れたままの状態になり、曲げたり上げたりすることができません。発生頻度は比較的高い分娩麻痺です。損傷を受けた場所により動かせる範囲は異なります。

・顔面神経まひ
泣くと口がゆがんで見えたり、まぶたをきちんと閉じることができないなど、顔の左右の表情に違いが現れます。通常顔の右半分または左半分のどちらかにのみ症状が現れます。特に泣いているときに麻痺していることがはっきりと現れます。

・横隔膜神経まひ
呼吸がうまくできないため、酸素不足によるチアノーゼ(皮膚や粘膜が紫色になる状態)が現れる場合があります。上腕神経叢まひと合併して発症することが多いとされています。出産時に頚部が過剰に引き伸ばされることにより神経がダメージを受けておこります。

 

分娩まひの原因

分娩まひとは、分娩時の物理的な外力が加わることによって、首や顔の神経が損傷を受けてまひ症状が現れるものです。

スポンサーリンク

 

分娩まひの治療法

・上腕神経叢麻痺の治療
最初の1~2週間は安静を保ちます。その後、間接の変形を防ぐためのリハビリを行います。神経へのダメージが大きくない場合は次第に回復します。しかし、神経が断裂している場合には外科的手術が必要になります。

・顔面神経麻痺の治療
通常は2週間~3週間で自然治癒します。その間は、麻痺しているほうの目が閉じられないことにひょ里感想がおきますので、点眼で保湿します。神経が断裂している場合には外科的手術により神経を修復する必要があります。

・横隔膜神経麻痺の治療
呼吸障害に対しては酸素吸入などの対症療法を行います。自然回復を待つのが基本ですが、回復が見られない場合は外科的手術を行います。

スポンサーリンク

分娩まひに関するQ&A

Q&Aの内容は関連する情報をYahoo知恵袋より提供を受ける形で提示しております。回答の内容は必ずしも専門医や医療関係者によりもたらされた情報であるとは限りません。また、内容について不適切な情報であるケースもあります。
不適切なQ&Aを見つけた方はお手数ですが「お問い合わせフォーム」より、その旨をご連絡いただけると幸いです。その際は該当するURLも教えていただけると助かります。

見つかりませんでした

 


キャッシュ使用
病気情報を検索することができます。

病気診断.netカテゴリー