安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

大動脈縮窄症の症状

大動脈縮窄症についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

大動脈縮窄症(だいどうみゃくしゅくさくしょう)とは、心臓から出た大動脈の一部が縮んで細くなる疾患で、先天性と後天性の病型とに大別されます。
先天性の場合、生後、呼吸や脈が速い、母乳やミルクの飲みが悪いなどの症状を示し、心不全などを引き起こす危険性があり、狭窄が著しい場合にはショック状態に陥ることもあります。
また、心室中隔欠損症などの心臓病を伴う場合もあります。

先天性、後天性に共通する症状としては、上半身の血圧が高い、下半身の血圧が低いという血圧差が顕著に現れる点が挙げられます。
後天性の場合は、それ以外に目立つ症状はありません。

 

大動脈縮窄症の原因

先天性の場合の大動脈縮窄症の発症原因は特定されていません。
狭窄している部位によって管前型、管後型、管部型に大別されます。
後天性の場合の大動脈縮窄症の発祥原因としては、大動脈炎症候群によるものとされています。

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大動脈縮窄症の治療法

先天性の場合、正常な血管同士をつなぎ合わせる血行再建手術が行われます。
成人の場合、血管が狭窄している部分の前後で血圧差が30mmHg以上ある場合には血行再建術が行われます。

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大動脈縮窄症に関するQ&A

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