安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

肺分画症の症状

肺分画症についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

肺分画症(はいぶんかくしょう)とは、正常な肺組織から分離された状態で異常な肺組織が存在する病気で、先天性のものです。
異常肺が正常肺と同じ胸膜で包まれる「肺葉内分画症(はいようないぶんかくしょう)」、異常肺が正常肺とは別の胸膜で包まれる「肺葉外分画症(はいようがいぶんかくしょう)」があります。

肺葉内分画症の場合、幼少児から肺炎などの感染を度々繰り返します。
肺葉外分画症の場合、肺周辺の奇形を伴いやすく、特に横隔膜ヘルニアの合併が多くみられます。
そのほとんどが幼少期に発見されますが、自覚症状がないために成人になってから健康診断の際に発見される場合もあります。
治療は、異常肺を切除する外科手術を行うのが一般的とされていますが、肺葉外分画症で異常肺の中の血管が消化管と繋がっている場合には、手術を行わずに経過観察が行われることもあります。

 

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肺分画症に関するQ&A

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