安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

リンパ浮腫の症状

リンパ浮腫についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

リンパ浮腫は足や踵(かかと)、腕、手などの四肢の倦怠感やむくみが特徴的な症状として挙げられます。
症状が進行するとしびれを伴うこともあります。
合併症を引き起こした場合では、高熱や痛みを伴う場合もあります。

一般的に、足・踵、及び、脚又は手背・腕の腫れによる四肢のだるさや疲れです。原則的に疼痛や皮膚の色の変化、潰瘍及び静脈のうっ帯はないのですが、むくみが急激に進んだ時は、皮膚の緊張感・重圧感・しびれなどが起こることがあります。又、月経時や気温の変化で悪化することもあります。
 合併症としては、蜂窩織炎といって、患肢に赤い斑点や39~40度の高熱がみられ、痛みが伴う症状がでます。又、むくんでいる部分に小さな穴が開き、そこから透明なリンパ液が漏れ出し、リンパ管瘻となることもあります。

 

リンパ浮腫の原因

リンパ液が流れているリンパ管は静脈に沿って、ほぼ全身に張り巡らされています。
このリンパ液は免疫細胞のリンパ球や、古い細胞、血球のかけら、腸から吸収された脂肪などを運ぶ役割を担っています。

リンパ浮腫(りんぱふしゅとは、四肢のリンパ管が詰まってしまってリンパ液が外に浸潤するために足や腕にむくみが生じる病気です。
リンパ浮腫はうまれつきリンパ管の数が少なく、全身のリンパ液を処理できずに発症する場合(一次性)と、子宮がんや乳がん治療のためにリンパ管やリンパ節を切除したり、放射線を照射したことで機能低下を引き起こして発症する場合(二次性)があります。

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リンパ浮腫の治療法

リンパ浮腫による症状が現れている部分を高くして眠るようにします。
また、日中に弾力ストッキングや弾性包帯を着用したり、適度な運動、マッサージをすることによって症状が軽減されます。
合併症が生じている場合などは手術が行われることもあります。

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リンパ浮腫に関するQ&A

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