爪白癬の症状
爪白癬についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。
爪白癬(つめはくせん)は、爪が白濁する、徐々に爪が厚くなる、爪が崩れたり薄くはがれたりする、爪が変形するなどの症状が現れます。
手に比べると足の爪が感染しやすく、症状が進行すると痛みを強く感じます。
糖尿病などで抵抗力が弱くなった方の場合には、患部に細菌が感染して化膿し、合併症を引き起こすこともあります。こうなる前に将来を見据えて、一刻も早く今からしっかり治療することが必要なのです。
爪白癬の原因
爪白癬(つめはくせん)とは、白癬菌などが爪に入り込むことによって生じるものです。
大人・子供関係なく発症します。
足の爪に爪白癬を生じ、それを手で掻くうちに手も感染する場合も少なくありません。
爪白癬の治療法
爪は硬くて厚いため、爪の下に潜んでいる白癬菌は塗り薬で根絶することはありません。
そのため、抗真菌薬を内服する薬物療法が行われますが、その効果が爪に届くまでには時間がかかります。薬物療法を続ける期間として、手の爪では3ヶ月から6ヶ月、足の爪では6ヶ月から10ヶ月程度を必要とします。
再発しやすい病気であるため、根気強く治療に望むことが重要です。
また、感染しやすい病気でもありますので、バスタオルや靴下、スリッパを介して他の人にうつっている可能性も考えられます。
爪白癬と診断された際は、念の為に家族のみんなも検査を受ける必要があるといえるでしょう。
健康な爪が生えることで完全に治ったと認められます。
爪白癬に関するQ&A
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