安易な自己判断は重大な病気を見逃すこともあります。症状がある場合は医師にご相談ください。

肘部管症候群の症状

肘部管症候群についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。

肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)は、薬指の小指側や小指にしびれやしびれや麻痺などの知覚障害が生じるものです。
症状が進行すると、手全体の筋肉が萎縮して指が使いにくくなる、人差し指に中指を重ねる指交差テストや指を開いたり閉じたりする運動ができなくなる、握力が低下するなどの症状が見られます。
さらに悪化すると、薬指と小指が変形することもあります。

 

肘部管症候群の原因

「尺骨(しゃっこつ)神経」とは肘部管の中を通っている神経で、手の筋肉の大半と小指と薬指の一部を統制する役割を担っています。
肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)とは、この尺骨神経が慢性的に圧迫されたり、引っ張られたりすることで生じるものです。
尺骨神経に圧迫を与える原因としては、長期間の重労働、加齢に伴う肘の骨の変形、幼少期の骨折などが挙げられます。

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肘部管症候群の治療法

患部の安静に努め、ビタミンの内服薬による薬物治療が行われます。
肘の骨の変形が発症の原因となっている場合には、一般的に神経を圧迫している線維を切開する手術が行われます。
また、症状が進行している場合には、筋肉を切り離して神経を筋肉の下や皮膚の下に移動させる手術が必要となる場合もあります。
治療によって症状は軽快しますが、根治までには1~2年程度かかることもあります。

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肘部管症候群に関するQ&A

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