多発性嚢胞腎の症状
多発性嚢胞腎についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。
多発性嚢胞腎'たはつせいのうほうじん)は、初期段階では自覚症状は現れません。
症状が進行すると、腹痛、お腹のはり、全身倦怠感、食欲低下、息切れなどの症状が現れ、血尿が出る場合もあります。
多発性嚢胞腎の原因
多発性嚢胞腎とは、左右の腎臓に水がたまった袋(嚢胞)がたくさん生じる疾患です。
嚢胞によってネフロンが圧迫されると高血圧となり、腎臓の機能が低下します。
これは、染色体異常による先天性のものがほとんどで、胎児のときに腎臓に障害が生じ、尿細管の流れが悪くなることで嚢胞ができると考えられています。
多発性嚢胞腎の治療法
多発性嚢胞腎の治療法は確立されていません。
そのため、現れている症状にたいする対症療法が中心となって行われます。
次第に腎臓の機能が低下するため、最終的に腎不全をきたすことがほとんどです
その場合、血液浄化療法が必要となります。
多発性嚢胞腎に関するQ&A
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