収縮性心膜炎の症状
収縮性心膜炎についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。
収縮性心膜炎(しゅうしゅくせいしんまくえん)は、疲労感、息切れ、腹部の膨満感、食欲減退などの症状がゆっくりと現れます。
心室内に十分な量の血液を溜め込むことが出来ず動脈への拍出量が低下するために、息切れ、疲労感、腹部の膨張感、食欲低下などの症状が徐々に現れます。
収縮性心膜炎の原因
収縮性心膜炎とは、心膜の炎症が長く続くことによって、心膜の肥厚、線維化が生じ、石灰が沈着するために心臓の拡張が妨げられる疾患です。
発症原因の詳細はわかっていませんが、ウイルスへの感染や急性心膜炎の原因となる病気が関係していると考えられています。
収縮性心膜炎の治療法
経過観察を行うための対症療法としては、利尿薬や強心薬による薬物療法や、塩分摂取の制限による食事療法が行われます。
それ以外では、肥厚化した心膜を開胸手術によって切除する外科療法が唯一の根治治療とされています。
手術は早期に行うことでにいい結果が期待できます。
収縮性心膜炎に関するQ&A
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