流行性耳下腺炎の症状
流行性耳下腺炎についての説明です。前述の通り安易な自己判断はせずに、体調が悪いときは医師(専門医)に相談するようにしてください。
流行性耳下腺炎(りゅうこうせいじかせんえん)は、ウイルス感染後12日から25日の潜伏期間を経て、耳下腺が痛みを伴って皮膚全体が腫れ、微熱を伴います。
一般的に「おたふくかぜ」として知られている病気です。
腫れは片側もしくは両側に及び、片方ずつか順番に腫れる場合もあります。
症状は1週間から2週間程度で治まりますが、感染しても症状が現れない顕性感染(けんせいかんせん)が約30%も存在します。
症状が明らかに認められた3%から10%の患者が髄膜炎を併発し、思春期以降の男性では約20%から30%が睾丸炎を併発、女性では約7%が卵巣炎を併発するといわれています。
流行性耳下腺炎の原因
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)はムンプスウイルスが感染することによって発症します。
感染経路は飛沫感染と接触感染に大別されており、周囲への感染力が強いのは発症の数日前から症状が現れてから9日後ごろまでとされている。
冬から初夏にかけて患者数は増加する傾向にあります。
幼児に多くみられる感染症で、一度感染すると免疫ができます。
流行性耳下腺炎の治療法
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)に特別な治療法はなく、発熱や耳下腺の痛みに対して解熱剤を用いるなどの対症療法が中心に行われます。
一度受診して流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)という診断を受けても、発熱が持続する、一度下がった熱が再び上昇する、嘔吐・頭痛などの症状が現れた場合は、髄膜炎を併発している可能性もあるため再度検査を受ける必要があります。
予防接種(生ワクチン)によって流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)を防ぐことができますが、感染患者と接した後での予防接種はあまり有効ではなく、集団生活に入る前に受けておくと効果的です
流行性耳下腺炎に関するQ&A
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